厚生労働省発表
平成17年9月27日
担当 職業安定局高齢・障害者雇用対策部
高齢者雇用対策課
 課長 古曳 享司
 企画官 野村 栄一
 課長補佐 松森 靖
 電話 03-5253-1111(代)内線5825
 夜間直通 03-3502-6779


平成17年度高年齢者雇用開発コンテスト
入賞企業の発表等について

 急速な高齢化が進展する中、これに適切に対応し、我が国経済社会の活力を維持していくためには、高齢者の長年培ってきた能力・経験が活かされ、意欲と能力がある限り年齢にかかわりなく働き続けることができる社会の実現に向け、少なくとも65歳まで働ける雇用環境の整備を進めていくことが重要である。
 このような社会を実現していくためには、高齢者雇用の重要性が広く国民に理解されるとともに、高齢者が生き生きと働くことのできる快適な職場づくりへの取組みが、より多くの企業によって進められていく必要がある。
 このようなことから、独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構、財団法人高年齢者雇用開発協会との共催で、「高年齢者雇用開発コンテスト」を実施し、高齢者にとって働きやすい雇用環境を実現するための創意工夫の事例を募集したところである。
 応募総数は84編にのぼり、この中から選定された優秀作を今般表彰するとともに、企業及び国民一般に広く周知することとする。
 なお、高年齢者雇用開発コンテストにおける入賞者の表彰は、本年10月5日(水)に開催される「高齢者雇用フェスタ2005(以下「フェスタ」という。)」において実施することとしている。
 また、同フェスタにおいて、高年齢者雇用開発フォーラム、公開シンポジウムを実施することとする。

 高年齢者雇用開発コンテストの表彰
 (受賞企業一覧は別紙1、厚生労働大臣表彰受賞企業の事例概要については別紙2
 高齢者の仕事や職場の改善・開発について企業の創意・工夫を促し、高齢者の継続雇用の促進を図ることを目的として実施している「高年齢者雇用開発コンテスト」の入賞企業のうち最優秀賞及び優秀賞を受賞した企業に対し、厚生労働大臣表彰を行う。

(1) 応募総数  84編
(2) 入賞企業
最優秀賞(厚生労働大臣表彰)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1社
優秀賞(厚生労働大臣表彰)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2社
優秀賞(財団法人高年齢者雇用開発協会会長表彰)・・・・・・・・・・・・・・3社
部門別賞(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構理事長表彰)・・・9社
(制度面・・・2社、能力開発・・・2社、作業方法・・・1社、新職場創設・・・4社)
奨励賞(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構理事長表彰)・・・・・9社
努力賞(独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構理事長表彰)・・・・・23社

(3) 審査委員
 小野 旭 独立行政法人労働政策研究・研修機構理事長
 須藤 綾子 社団法人日本作業環境測定協会研修センター所長
 長町 三生 広島国際大学人間環境学部長
 樋口 美雄 慶應義塾大学商学部教授
 神谷 聖志 ものつくり大学技能工芸学部長
 青木 功 厚生労働省職業安定局長
 征矢 紀臣 独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構理事長
 藤田 弘道 財団法人高年齢者雇用開発協会会長

 高齢者雇用フェスタ2005の開催(別紙3
 独立行政法人高齢・障害者雇用支援機構では、毎年10月を「高年齢者雇用支援月間」としており、その中核的行事として、厚生労働省等の後援を受け、財団法人高年齢者雇用開発協会及び(社)東京都高年齢者雇用開発協会と共に「高齢者雇用フェスタ2005」を開催する。
 同フェスタにおいては、事業主等の参加を求め、上記1の表彰のほか、「高年齢者雇用開発フォーラム」及び「NHK土曜フォーラム公開シンポジウム」を厚生労働省と共催で実施する他、高年齢者の雇用就業等に係る各種の「展示」「セミナー」等を併せて実施する。

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