厚生労働省発表
平成17年9月26日
職業能力開発局能力評価課
  能力評価課長 小林 洋司
    課長補佐 桃井 竜介
    電話 03(5253)1111(内線5936)
    夜間直通 03(3502)6958

若年者の就職を支援する「YES-プログラム」
の対象講座・試験を認定


 厚生労働省は、民間教育訓練機関等からの申請に基づいて、就職基礎能力を修得するための講座(232講座(31機関))・試験(33試験(5機関))を新たに認定した。
 これにより、YES-プログラムの認定講座・認定試験は、1,362講座(156機関)・302試験(48機関)となった。
 また、就職基礎能力「資格取得」について、情報技術、経理・財務及び語学力の各分野に新たに資格を追加した。
 これらの認定講座・認定試験の情報は、厚生労働省又は中央職業能力開発協会のホームページ(次ページ参照)上で見ることができる。

YES-プログラムについて
同プログラムは、
(1) 事務・営業の職種について実際に企業が若年者に求めている「就職基礎能力」(=コミュニケーション能力、職業人意識、基礎学力、ビジネスマナー及び資格取得)の内容や、それらを身に付けるための目標を若年者に提示。
(2) 能力修得の目標を立てた若年者が学習に取り組むことができるよう民間の 教育訓練機関等で行う講座や試験について、各教育訓練機関からの申請に基づき認定(第1回認定・平成16年7月、第2回認定・平成17年3月)。
(3) 認定講座を修了又は認定試験に合格し、指定された資格を取得した若年者からの申請に応じて、厚生労働大臣名の「若年者就職基礎能力修得証明書」を本人あて発行。 【別紙7(PDF:146KB),(PDF:110KB)】


1 認定講座について 別紙1(PDF:209KB),(PDF:223KB)】
(1) 新たに認定される講座は232講座(31機関)であり、領域(能力の内容)別では、コミュニケーション能力が46講座、職業人意識が42講座、基礎学力(読み書き、計算・計数・数学的思考力、社会人常識)が各33講座、ビジネスマナーが42講座、複合が3講座となっている。
(2) 講座の水準別では、基礎レベル(高校卒業程度)が84講座、応用レベル(大学卒業程度)が148講座となっている。
(3) 講座の実施方法では、通学制が193講座、通信制が15講座、併用が24講座となっている。
(4) 講座の実施機関の種類別では、教育訓練機関が20機関、専修学校等が7機関、大学・短大及びNPO法人がそれぞれ2機関であった。
(5) 講座を受講するための経費では、1講座当たり「1万円未満」と設定しているものが121講座で最も多かった。
(6) なお、平成16年度の講座の受講者は、全体で11,809人、そのうち修了者は延べ10,927人であった。

2 認定試験について 別紙3(PDF:44KB),(PDF:125KB)】
(1) 新たに認定される試験は33試験(5機関)であり、領域別では、コミュニケーション能力が5試験、職業人意識が5試験、基礎学力(読み書き)が5試験、基礎学力(計算・計数・数学的思考力)が7試験、基礎学力(社会人常識)が6試験、ビジネスマナーが5試験となっている。
(2) 試験の水準別では、基礎レベルが6試験、応用レベルが27試験となっている。
(3) 試験の実施機関の種類別では、教育訓練機関が2機関、大学・短大、専修学校等及びNPO法人がそれぞれ1機関であった。
(4) 試験を受けるための費用では、「3千円以上5千円未満」と設定しているのが17試験で最も多かった。
(5) なお、平成16年度の試験の受験者は、全体で191,176人、うち合格者は延べ99,882人であった。

3 就職基礎能力の領域「資格取得」の資格の追加について 別紙5(PDF:355KB),(PDF:106KB)】
(1) 就職基礎能力の領域「資格取得」の資格については、企業ニーズを正確に反映するため、企業が採用に当たり重視している資格を把握する2回目の調査を行った。
(2) 当該調査結果から、「資格の選定基準」に適合し、現行の「資格取得」に新たに追加されるものを就職基礎能力修得の目安策定委員会(座長:國分康孝・東京成徳大学人文学部長)において定めた。

4 問い合わせ・情報入手先について
(1) YES-プログラム全般について
 厚生労働省 能力評価課
 TEL 03−5253−1111(内線5936)

https://www.mhlw.go.jp/general/seido/syokunou/yes/index.html

(2) YES-プログラム認定講座・認定試験に関する情報について
 中央職業能力開発協会 能力評価部
 TEL 03−5800−3468

http://www.bc.javada.or.jp/yes/



PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。
Adobe Readerは無料で配布されています。
(次のアイコンをクリックしてください。) Get Adobe Reader

トップへ