平成17年3月31日
健康局結核感染症課
  課長補佐:前田(内線2377)
  予防接種係:加藤(内線2383)


予防接種に関する検討会中間報告について


1.経緯

 予防接種に関する検討会(座長:加藤達夫聖マリアンナ医科大学教授)は、予防接種を取り巻く重要な課題について検討することを目的として、健康局長により開催されている検討会であり、これまでに7回の会議が開催されてきたが、この度、同検討会の中間報告が取りまとめられたところである。

 (開催経緯)
   ○第1回検討会(平成16年10月15日開催)
自由討論
   ○第2回検討会(平成16年11月24日開催)
麻しん及び風しんの予防接種について討論
   ○第3回検討会(平成16年12月22日開催)
ジフテリア、百日せき、破傷風などの予防接種について検討
   ○第4回検討会(平成16年1月14日開催)
ポリオの予防接種などについて検討
   ○第5回検討会(平成17年2月2日開催)
インフルエンザの予防接種について検討
   ○第6回検討会(平成17年3月4日開催)
水痘、流行性耳下腺炎、肺炎球菌の予防接種について検討
   ○第7回検討会(平成17年3月23日開催)
日本脳炎の予防接種、中間まとめについて検討


2.中間報告公表の趣旨

 検討会ではこれまでに、定期予防接種の対象疾患の現状と課題について最新の知見を踏まえ議論するとともに、現行では予防接種法の対象疾患とはなっていないが将来的には導入の可能性のある疾患についても検討されてきた。
 中間報告は、医学的に合意が得られる事項について、行政当局による速やかな対応を期待して、第7回までの個別の対象疾患に関する議論・検討の結果が取りまとめられたものである。


3.今後の予定

(1)厚生労働省の対応
 厚生労働省では、本中間報告を参酌して、必要な法制上の検討を加え、所要の行政措置を講じることとしたい。

(2)検討会での今後の検討
 4月以降、予防接種に関する制度的・横断的課題等について、引き続き、検討を行う。
 なお、4月6日(水)10時から17時半まで開催予定の第8回検討会では、11名の参考人を招き、予防接種の制度的課題について、討論していただく。


・中間報告書 (PDF:44KB)

・中間報告書参考表 (PDF:21KB)


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