プレスリリース
平成17年 3月 30日
厚生労働省
農林水産省

第17回コーデックス連絡協議会の概要


 平成17年 3月29日(火)に、第17回コーデックス連絡協議会を開催した。

 会議の概要
 第16回コーデックス連絡協議会(平成17年3月1日)以降に開催された第19回油脂部会、第37回食品衛生部会について報告がなされ、質疑応答及び意見交換が行われた。また、今後開催が予定されている第26回分析・サンプリング法部会、第22回一般原則部会、第37回残留農薬部会、第37回食品添加物・汚染物質部会、第33回食品表示部会について、その概要、検討議題等を説明し、質疑応答及び意見交換が行われた。また、その他の議題として、バイオテクノロジー応用食品特別部会について、質疑応答及び意見交換が行われた。

 主な意見等
(1) 最近のコーデックスの活動状況について
報告内容について以下の質疑及び意見交換が行われた。
(1)  第19回油脂部会
油脂部会における消費者の健康保護に対する視点について

(2)  第37回食品衛生部会
「乳児用調製粉乳に関する衛生規範原案」について、更なる検討が必要とされた理由とFAO/WHO専門家会合に求めることとされた科学的助言の内容について

(2) 今後のコーデックスの活動状況について
我が国の考え方(案)に対する質疑及び意見交換が行われた。

(1)  第26回分析・サンプリング法部会
コーデックス規格の中で適用される分析法や分析用語の決定について
バイオテクノロジー応用食品の検出と同定に関する試験法の規準の内容と我が国の考え方について

(2)  第22回一般原則部会
食品の国際貿易における倫理規範の改訂の必要性及び改訂原案の内容について
コーデックス内部と各国にそれぞれ適用されるリスク分析の作業原則の違いと議論のポイントについて
「食品」の定義の改訂における「健康食品」等の取扱いについて

(3)  第37回残留農薬部会
確率論的モデリングに関する作業文書で提案されている毒性学的検討、暴露評価と日本の評価手法との相違について

(4)  第37回食品添加物・汚染物質部会
ヌードル・パスタに使用できる食品添加物に関する添加物不使用の提案への対応について
食品中に存在する汚染物質の検出手法を取り扱うコーデックス部会について

(5)  第33回食品表示部会
遺伝子組み換え表示に関する討議の進展状況について
量的表示をすべき原材料の使用割合について

(3) その他
(1)  バイオテクノロジー応用食品特別部会について
 コーデックス事務局から送付された回覧文書に関し、特別部会での検討分野及びその定義について等の意見交換が行われた。

 次回会議の予定
 第18回コーデックス連絡協議会は平成17年6月7日(火)に開催予定。


【問い合わせ先(注:配布資料は農林水産省のみ)】
 厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課
  食品国際企画調整官 梅田 珠実
  担当者
なばえ
難波江
(電話:03-5253-1111内線2407)
 農林水産省消費・安全局消費・安全政策課
  国際室長 小川 良介
  担当者
みやざこ
宮廻
(電話:03-3502-8111内線3082)
    ((直)03-5512-2291)

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