輸入食品に対する検査命令の実施について

平成１６年１２月１３日
　食品安全部監視安全課
　桑崎　輸入食品安全対策室長
　担当：鶴身、松本 (内線2474)

　以下の食品を輸入する輸入者に対して、本日から食品衛生法第２６条第３項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。

対象食品等	検査の項目	経緯
韓国産エゴマ及びその加工品	ビフェントリン ^*	検疫所におけるモニタリング検査の結果、韓国産エゴマから基準値を超えるビフェントリンを検出した。
フィリピン産マンゴー及びその加工品	クロルピリホス ^**	検疫所におけるモニタリング検査の結果、フィリピン産マンゴーから基準値を超えるクロルピリホスを検出した。

　＊ピレスロイド系殺虫剤
　＊＊有機リン系殺虫剤

＜参考１＞

　１

　韓国産エゴマの違反事例

(1)

(2)

　２

　フィリピン産マンゴーの違反事例

(1)

(2)

品名	：生鮮マンゴー
届出数重量及び重量	：３，０４５Ｃ／Ｔ、　１５，２２５．００kg
検査結果	：クロルピリホス　０．０７ppm検出（基準値：0.05ppm）
届出先	：横浜検疫所
違反確定日	：平成１６年１２月１０日
措置状況	：２０９カートンは倉庫に保管中。その他流通状況については調査中。

＜参考２＞

　１

　韓国産エゴマの輸入実績

（平成１６年１月１日～１２月９日：速報値）

品目	届出件数（件）	届出重量（ｔ）	違反件数
生鮮・冷蔵エゴマ	８４３	５５	２

　２

　フィリピン産マンゴーの輸入実績

（平成１６年１月１日～１２月９日：速報値）

＊クロルピリホスに係る違反に限る