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プレスリリース

平成16年 10月 26日
厚生労働省
農林水産省

第14回コーデックス連絡協議会の概要


 平成16年 10月 22日(金)、第14回コーデックス連絡協議会を開催したところ、その概要は以下のとおりであった。

 会議の概要
 第13回コーデックス連絡協議会(平成16年6月15日)以降に開催された第27回コーデックス総会、第14回アジア地域調整部会、第22回加工果実及び野菜部会について報告がなされ、質疑応答及び意見交換が行われた。また、今後開催が予定されている第15回食品残留動物用医薬品部会、第26回栄養及び特殊用途食品部会、第21回一般原則部会について、その概要、検討議題等を説明し、質疑応答及び意見交換が行われた。

 主な意見等
(1) 最近のコーデックスの活動状況について
報告内容について以下の質疑等が行われた。
  (1) 第27回コーデックス総会
精米に含まれるカドミウムの最大基準値原案に関する今後の対応方針について
新バイオテクノロジー応用食品特別部会へ向けた準備状況及び第1回会議の時期等について
国際貿易に適用される食品中の放射線核種のガイドライン基準値案の現状について
協議会資料作成における我が国の対処に関する記載について
  (2) 第14回アジア地域調整部会
我が国が地域調整国を担当する可能性について
規格案で使用される食品名の解釈について
  (3) 第22回加工果実及び野菜部会
コーデックス委員会における個別の食品規格策定に対する考え方について
地域的な伝統食品をコーデックス規格化するべきかどうかについて
(2) 今後のコーデックスの活動状況について
我が国の考え方(案)に対する質疑及び意見交換が行われた。
  (1) 第15回食品残留動物用医薬品部会
抗菌剤耐性菌の問題に対する取り組みの重要性について
抗生物質を成長促進剤として使用することにおける、食品残留動物用医薬品部会での検討について
耐性菌の問題等に関する消費者の関心の高さを考慮した平易な情報提供のあり方について
  (2) 第26回栄養及び特殊用途食品部会
栄養素参照量(NRV)の作業手順の検討に対する方針について
健康強調表示の根拠として科学的に証明されるべき条件の具体的な内容について
食物繊維の定義及び含有量基準の検討に対する方針と我が国における食物繊維の取り扱いの現状について
  (3) 第21回一般原則部会
国際政府間機関との協力における透明性の確保について
予防措置の考え方に基づく本部会における対応について

 次回会議の予定
 第15回コーデックス連絡協議会は平成16年11月30日(火)に開催予定。


【問い合わせ先(注:配布資料は厚生労働省のみ)】
 厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課
  食品国際企画調整官 梅田 珠実
  担当:大津(電話:03-5253-1111内線2407)
 農林水産省消費・安全局消費・安全政策課
  国際室長 小川 良介
  担当:坂(電話:03-3502-8111内線3082)


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