７．ネットワークの中核機関

　児童虐待防止を目的とする市町村域でのネットワーク１，２４３か所について、事務局業務を担う中核機関としての役割をもつ機関を調査したところ、児童福祉主管課が４０．９％と最も多く、その多くが単独で事務局業務を担っている。
　それ以外の機関を中核機関としているところは、複数の機関が協働で行っていたり、あるいは事案の主担当となる機関が単発的に事務局となる体制をとっているところが多くあった。

ネットワークの中核機関

（平成16年6月1日現在）

ネットワーク設置数 児童福祉主管課 母子保健主管課 統合課∧児童福祉が主担当∨ 統合課∧母子保健が主担当∨ 統合課∧児童福祉 ・ 母子保健両方∨ 障害福祉主管課 児童相談所 教育委員会 福祉事務所 家庭児童相談室 保健セ ン タ │ 保健所 法務局 警察署 その他 特定 し て い な い 合計 1243 508 73 247 65 109 47 65 73 59 80 42 9 0 8 103 4 割合(%) 40.9 5.9 19.9 5.2 8.8 3.8 5.2 5.9 4.7 6.4 3.4 0.7 0.0 0.6 8.3 0.3 都道府県 市 457 297 25 21 7 7 4 20 17 52 77 17 5 0 4 25 1 区 19 4 - - - - - - - - - - - - - 21 - 町 645 181 44 192 49 85 34 27 38 5 2 23 2 0 3 48 2 村 109 21 4 33 9 17 9 7 16 2 1 2 2 0 1 8 1 指定都市 13 5 0 1 0 0 0 11 2 0 0 0 0 0 0 1 0 　 指定都市 （区の状況） 116 23 33 28 23 47 23 39 23 59 37 33 48 23 23 47 23 割合(%) 19.8 28.4 24.1 19.8 40.5 19.8 33.6 19.8 50.9 31.9 28.4 41.4 19.8 19.8 40.5 19.8 ※ ネットワークの中核機関については、重複回答あり