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厚生労働省発表
平成16年9月9日
担当 職業安定局雇用政策課
 TEL 5253-1111(内線5740)
3595-3290(夜間直通)


平成16年3月新規学卒者(高校・中学)の職業紹介状況


 この資料は平成16年3月新規学卒者(高校・中学)について平成16年6月末日までの間に公共職業安定所及び学校(職業安定法第27条及び第33条の2第1項第1号の規定による学校)において取り扱った求職、求人及び就職状況を取りまとめたものである。

〔高校卒業者〕…求人倍率、就職率とも前年に比べ上昇
 (1) 就職率は95.9%で前年(95.1%)を 0.8ポイント上回り、2年連続で上昇した。就職者数は3年ぶりに増加した(第1表)。
 (2) 求職者は 173.2千人で、前年(172.7千人)に比べ0.3%増と3年ぶりに増加した(第1表)。
 (3) 求人数は 225.0千人で、前年(218.6千人)に比べ2.9%増と3年ぶりに増加した(第1表)。
 産業別に対前年同月比をみると、製造業(12.5%増)、サービス業(2.6%増)は増加となり、卸売・小売業,飲食店(6.7%減)、建設業(3.3%減)、運輸・通信業(0.1%減)は減少となった(第2表−1)。
 (4) 求人倍率は1.30倍となり、前年(1.27倍)を0.03ポイント上回り、6年ぶりに上昇した(第1表)。
 (5) 地域別の求人倍率は、東北、北関東、南関東、北陸、甲信、東海、近畿、京阪神、山陽、四国、南九州・沖縄で前年を上回った(第3表)。

〔中学卒業者〕…求人倍率、就職率とも前年に比べ上昇
 (1) 就職率は78.7%で前年(76.5%)を2.2ポイント上回り、7年ぶりに上昇した。就職者数は21年連続で減少した(第1表)。
 (2) 求職者は 3.7千人で、前年(4.0千人)に比べ9.0%減と21年連続で減少した(第1表)。
 (3) 求人数は 4.0千人で、前年(4.3千人)に比べ6.2%減と13年連続で減少した(第1表)。
 産業別の構成比をみると、製造業(32.3%)が最も大きく、次いで建設業(25.9%)、卸売・小売業,飲食店(20.5%)、サービス業(18.7%)、運輸・通信業(0.9%)と続いている(第2表−2)。
 (4) 求人倍率は1.11倍で前年(1.07倍)を0.04ポイント上回り、12年ぶりに上昇した(第1表)。
 (5) 地域別の求職者数は、東海(1,031人)が最も多く、次いで京阪神(541人)、京浜(305人)、北関東(282人)、北九州(270人)と続いている(第3表)。



第4表ー1 県外就職者数及び県外就職率(高校卒業者)

第4表ー2 県外就職者数及び県外就職率(中学卒業者)

第5表 中学及び高校卒業者の主要地域間移動状況(16年3月卒)


参考

【高校卒業者】

図


【中学校卒業者】

図


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