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平成16年8月9日
大臣官房国際課国際協力室
補佐 吉田(内7302)
係長 吉村(内7305)
(直通)03-3595-2404

第2回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合−高齢化と福祉/医療の人づくり−
(8月30日〜9月2日、葉山・横浜)の開催について

1. 経緯
 厚生労働省は、2003年11月4日〜7日、東京にて、ASEAN10ヶ国、モンゴル、スリランカから、福祉サービスと保健・医療政策を担当するハイレベル行政官を招聘し、各国の福祉・医療サービスにおける人づくりの役割を議論した。会合では、今後も定期的に、福祉と医療の人づくりをテーマとしてとり上げ、福祉・医療の関係者間の連携・協力、資格制度のあり方等を含む議論を通じて、日本と各国間の、あるいは国際機関を通した協力関係の礎えを構築していくことが合意された。
 本会合は、また、ASEAN諸国によって、ASEAN+3保健担当及び社会福祉担当大臣会合を支える組織としても認知された。ASEAN+3社会福祉担当高級事務レベル会合(2003年11月10日〜12日、ラオス)、ASEAN+3保健担当高級事務レベル会合及び保健大臣会合(2004年4月20日〜22日、マレーシア)では、第1回会合の結果が報告され、高い評価を得ると同時に、第2回会合への期待が表明された。
 第2回会合では、第1回会合での提案を踏まえ、近い将来共通する社会問題と人づくりとの関わり、特に高齢化と福祉/医療の人づくりとの関わりをテーマに、プロジェクトの策定や中長期的な協力関係の構築につながる議論を展開する。

2. 主催
 厚生労働省、(社)国際厚生事業団(JICWELS)

3. 協力
 ASEAN事務局、国際協力機構(JICA)、世界保健機関西太平洋地域事務局(WHO/WPRO)及び南東アジア地域事務局(WHO/SEARO)

4. 開催日時・場所
(1) 日時
平成16年8月30日(月)〜9月2日(木)
(2) 場所
8月30日  湘南国際村センター
 住所神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39
 TEL046-855-1800(代表)
8月31日〜9月2日  横浜シンポジア
 住所神奈川県横浜市中区山下町2 貿易センタービル9階
 TEL045-671-7151(代表)

5. 参加者
 ASEAN10ヶ国(カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナム、ブルネイ、シンガポール)、モンゴル、スリランカの福祉、医療政策担当ハイレベル行政官(各国より、関係政府機関の局長級2名)、開発協力政策担当ハイレベル行政官(各国より、関係政府機関の局長級1名)、ASEAN事務局、JICA、WHO/WPRO、WHO/SEARO

6. プログラム(予定)
 8月30日(月)c/o 湘南国際村センター
 9:00〜11:00
 ・ 開会式
 ・ 基調講演「人口の高齢化と保健及び社会政策との関わり」
 講師:国立社会保障・人口問題研究所長 阿藤 誠 博士
 12:30〜16:30
 ・施設見学

 8月31日(火)c/o 横浜シンポジア
 9:00〜15:00 全体会合
 ・ 「日・ASEAN保健福祉人づくり連携協力を目指して(仮題)」
講師:皆川尚史 厚生労働省大臣官房審議官
 ・ 「保健及び社会福祉資源づくりにおけるASEANの取組み(仮題)」
講師:ASEAN事務局人材開発課長 Moe Thuzar
 ・ 「我が国の高齢者政策の現状(仮題)」
講師:井口直樹 厚生労働省政策統括官(社会保障担当)
 ・ 「保健人材開発と高齢化社会との関わり」
講師:WHO/WPRO人材開発地域アドバイザー Ezekiel Nukuro博士
 ・ 「ODAケースレポートとプログラム開発:エンパワーメントと全ての人のバリアフリー社会構築を目指して」
講師:JICAアジア太平洋障害者センタープロジェクトチーフアドバイザー
二宮晧家

 9月1日(水)c/o 横浜シンポジア
 9:00〜12:00 分科会I
 ・グループA「家族、コミュニティをベースにした、福祉・医療のプロフェッショナルサポートの提供」
 ・ グループB「高齢化に伴い慢性疾患や退行性疾患等の増加に対応するための、新たな医療・福祉サービスの提供」
 13:00〜16:00 分科会II
 ・グループC「高齢者/障害者の自立とマンパワー化のための健康増進」
 ・グループD「カリキュラム開発とマンパワープランニングと財政」

 9月2日(木)c/o 横浜シンポジア
 9:00〜12:30
 ・全体会合・総括
 ・閉会式

7. 傍聴・取材
 傍聴又は取材が可能な日は8月30日(月)開会式及び基調講演(施設見学は不可)、8月31日(火)全体会合、9月1日(水)分科会I及びII、9月2日(木)全体会合・総括及び閉会式となりますのでご了承下さい。
 傍聴又は取材を希望される方は下記募集要領によりお申し込み下さい。

(募集要領)
 (1)会場設営の関係上、予めご連絡いただきますようお願いいたします。
(2)葉書・ファクシミリ又は電子メールにてお申し込み下さい。
別紙1を参照下さい。また、電話でのお申し込みはご遠慮下さい。)
(3) 申し込み締め切り日は8月23日(月)(当日必着)
(4)傍聴が可能な人数は20名です。傍聴希望者がこれを上回った場合、傍聴希望者の中から抽選により、傍聴できる方を選定することと致します。抽選の結果、傍聴できない方に対しましては後日ご連絡差し上げます。(傍聴可能な方には特段通知等いたしません。)
(5)施設見学時の取材等は施設の都合により制限させていただくことがあります。
(6) 当日は、会場への入場の際、身分を証明するものをご提示下さい。
(7) 傍聴者は別紙2に掲げる留意事項を遵守してください。遵守されない場合は、御退場いただく場合があります。



別紙1

(1) 葉書でお申し込みの場合
様式
(2) ファクシミリ又はE-Mailでお申し込みの場合
 ファクシミリ番号:03(3502)6678
 E-Mailアドレス:inagawa-yutaka@mhlw.go.jp
 ・宛先〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2
厚生労働省大臣官房国際課国際協力室 宛

 ・ 記載事項  第2回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合の傍聴について
 傍聴希望者のお名前(ふりがな)・連絡先住所・電話及びファクシミリ番号・(お差し支えなければ)勤務先・所属団体



別紙2

傍聴される皆様への留意事項


 第2回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合の傍聴にあたり、次の留意事項を遵守してください。これらを守れない場合は退場していただくことがあります。

 1  事務局の指定した場所以外の場所に立ち入ることはできません。
 2  携帯電話・ポケットベル等の電源は必ず切って傍聴してください。
 3  写真撮影やビデオカメラ・テープレコーダー等の使用はご遠慮下さい。(報道関係者の写真撮影等は、各日の冒頭の頭撮りに限り可。)
 4  静粛を旨とし、意見聴取の妨害となるような行為は慎んでください。
 5  意見聴取における言論に対し賛否を表明し、又は拍手することはできません。
 6  傍聴中、新聞又は書籍の類を閲覧することはご遠慮下さい。
 7  傍聴中、飲食及び喫煙はご遠慮下さい。
 8  傍聴中の入退席はやむをえない場合を除き謹んで下さい。
 9  銃器その他危険なものを持っている方、酒気を帯びている方、その他秩序を乱す恐れがあると認められる方の傍聴はお断りいたします。
 10  その他、事務局職員の指示に従うようお願いします。


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