世代間の働き方の不均衡の是正と ライフステージに応じた多様な働き方の実現に向けて ~多様就業型ワークシェアリングの取組方法~ |
・ | 最近の労働市場の状況を世代ごとに見ると、30歳代から40歳代の労働者を中心として長時間労働等による心身の疲労や能力開発等のゆとりの欠如が多く認められる一方で、若年者や高齢者については失業率が高くキャリア形成や能力発揮の機会が不足している等、世代間の不均衡が生じています。 |
・ | 企業や産業界にとっても、グローバル化や技術革新が進み、企業間競争が激化する中で、事業の高度化・高付加価値化、事業転換、新分野進出等を図っていくためには、各世代の従業員がそれぞれ能力を高め、その能力を積極的に発揮することが不可欠であり、上記のような労働市場における働き方の現状は、企業や産業界の発展にとっても大きな支障になりかねません。 |
(多様就業型ワークシェアリングとは)
|
長時間労働の解消等
―従業員の自己啓発、健康維持等の時間を確保し、将来性のある企業経営を可能にしたい事業主のみなさんへ- |
人材の育成
-働き盛りの従業員のより一層の能力向上を図り、将来性のある企業経営を可能にしたい事業主のみなさんへ- |
→ | 詳しくは、独立行政法人雇用・能力開発機構の都道府県センターまで。 |
→ | 詳しくは、最寄りのハローワークまで。 |
・ | 支給要件期間(※)が5年以上 教育訓練経費の40%(上限20万円) |
・ | 支給要件期間(※)が3年以上 教育訓練経費の20%(上限10万円) |
(※) | 「支給要件期間」とは、教育訓練を開始する日までの通算した雇用保険被保険者であった期間のこと。なお、過去に教育訓練給付金の支給を受けたことがある場合は、支給に係る教育訓練を開始した日前の期間は、支給要件期間には算入されない。 |
仕事と家庭との両立支援等
-有能な人材を長期に確保したいと考えている事業主のみなさんへ- |
(1) | 育児・介護休業については、雇用保険被保険者である従業員本人に対する給付制度があるほか、事業主に対しても、健康保険・厚生年金保険の被保険者が満一歳未満の子を養育するために育児休業を取得する期間については、事業主の申し出により会社負担、本人負担ともに保険料が免除になります。 |
→ | 詳しくは最寄りの社会保険事務所まで。 |
(2) | 育児中の従業員の仕事と家庭の両立支援については、事業主に対し次のような各種助成制度があります。 |
→ | 詳しくは、http://www.jiwe.or.jp/gyomu/support/assist/_4.htmlまで。 |
(3) | なお、パートタイム労働者の雇用管理の改善については、21世紀職業財団(トップページ:http://www.jiwe.or.jp/index.html、地方事務所一覧:http://www.jiwe.or.jp/local/index.html)から助言・援助等を受けることができます。 申請にあたりましては、必要に応じ事前に都道府県労働局ワークシェアリング推進本部あて問い合わせいただき、巻末の「アドバイザー派遣等申請書」を都道府県労働局ワークシェアリング推進本部あてお送りください。 |
若年従業員の育成・確保
-次世代を担う従業員の育成・確保による企業の競争力強化を考えている事業主のみなさんへ- |
(※) | 企業における実習訓練と教育訓練機関における座学とを一体的に組み合わせた教育訓練を行うことにより、若年者を一人前の職業人に育てることを目的とする新たな人材育成システム(平成16年度より実施) |
→ | 詳しくは独立行政法人雇用・能力開発機構の都道府県センターまで。 |
(注) | 日本版デュアルシステムを導入し、フリーター等一定の要件を満たす対象者を雇い入れた者に対して訓練を行う場合には高率で助成。 |
→ | 詳しくは、最寄りのハローワークまで。 |
高年齢者の活用
-高年齢者の継続雇用等による企業の競争力強化を考えている事業主のみなさんへ- |
○ | 継続雇用定着促進助成金 (https://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/e01-1.html) (https://www.mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/e01-2.html) |
→ | 詳しくは各都道府県高年齢者雇用開発協会まで。 |
○ | 特定求職者雇用開発助成金 |
→ | 詳しくは最寄りのハローワークまで。 |
○ | 高年齢雇用継続給付 (http://www.hellowork.go.jp/html/info_1_h3d.html) |
→ | 詳しくは最寄りのハローワークまで。 |
○ | 試行雇用奨励金 (http://www/mhlw.go.jp/general/seido/josei/kyufukin/c02-1.html) |
→ | 詳しくは、最寄りのハローワークまで。 |
○ | 高年齢者雇用環境整備融資 (http://www.dbj.go.jp.japanese/loan/indicator/L01.html) |
→ | 詳しくは日本政策投資銀行まで。 |
(2) | 高年齢者雇用に向けての具体的な方法については、「高年齢者雇用アドバイザー」(http://www.jeed.or.jp/elderly/employer/elder01.html#sec01)等から助言・援助等を受けることができます。 申請にあたりましては、必要に応じ事前に都道府県労働局ワークシェアリング推進本部あてお問い合わせいただき、巻末の「アドバイザー派遣等申請書」を都道府県労働局ワークシェアリング推進本部あてお送りください。 |