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プレスリリース

平成16年 6月 17日
厚生労働省
農林水産省

第13回コーデックス連絡協議会の概要


 平成16年 6月 15日(火)、第13回コーデックス連絡協議会を開催したところ、その概要は以下のとおりであった。

 会議の概要
 4月中旬から6月上旬にかけてそれぞれ開催された第36回残留農薬部会及び第20回一般原則部会、トレーサビリティ/プロダクト・トレーシングワークショップ、第32回食品表示部会、第5回動物飼料特別部会について報告がなされ、質疑応答が行われた。また、6月下旬から7月上旬に開催が予定されている第27回コーデックス委員会総会について、その概要、基本的な考え方(案)等を説明し、意見交換が行われた。

 主な意見等
(1)最近のコーデックスの活動状況について
報告内容について以下の質疑等が行われた。
(1) 第36回残留農薬部会
残留農薬基準値策定における短期暴露に関する我が国の考え方について
各国基準をCodexの暫定基準として設定するためのパイロットプロジェクトにおける個別試験成績のあり方について
残留農薬分析における測定の“不確かさ(Uncertainty)”について
コーデックス基準の策定と農薬のポジティブリスト制との関係について

(2) 第20回一般原則部会(トレーサビリティ/プロダクト・トレーシングワークショップを含む)
トレーサビリティの定義における(1)生産情報等の位置付け及び(2)定義の各部会での適用関係について

(3) 第32回食品表示部会
遺伝子組換え食品の表示についての議論に関する部会での対応について
原産国表示に関する今後の作業の進め方について
有機食品ガイドラインの国内への適用について

(4) 第5回動物飼料特別部会
GMO表示に関する部会における対応について
飼料添加物の定義の範囲について

(2)今後のコーデックスの活動状況について
 第27回コーデックス委員会総会に関し以下の質疑等が行われた。
コーデックス委員会の財政及び予算の現状について
オブザーバーの資格基準の考え方について
新バイオテクノロジー応用食品特別部会における検討事項について

 次回会議の予定
 第14回コーデックス連絡協議会は平成16年10月19日(火)に開催予定。


【問い合わせ先(注:資料の問い合わせは農林水産省へ)】
  厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課
    食品国際企画調整官 三浦 公嗣
    担当:大津(電話:03-5253-1111内線2407)
  農林水産省消費・安全局消費・安全政策課
    国際室長 大山 誠一郎
    担当:坂(電話:03-3502-8111内線3082)
         (直通:03-5512-2291)


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