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平成16年2月25日
食品安全部監視安全課
桑崎 輸入食品安全対策室長
担当:
磯貝(内線2474)
松本(内線2474)
台湾産タロイモ
(*)
に対する輸入検査の強化について
今般、検疫所におけるモニタリング検査の結果、台湾産タロイモ(生鮮)から、基準値(0.01ppm)を超えるクロルピリホス
(**)
を検出(0.02ppm)しました。このため、本日から、台湾産タロイモ及びその加工品(簡易な加工に限る。)を輸入する輸入者に対して食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。
なお、残留農薬が基準値を超えて検出された食品は、全量、保税倉庫に保管されていることから、全量について廃棄又は積み戻し等の指示を行ったところです。
<経緯>
(1)
1件目の違反
届出数量及び重量:
10カートン、 200kg
検出値:
クロルピリホス 0.02ppm(基準値:0.01ppm)
届出先:
成田空港検疫所
違反確定日:
平成15年12月26日
(2)
2件目の違反
届出数量及び重量:
1カートン、 10kg
検出値:
クロルピリホス 0.02ppm(基準値:0.01ppm)
届出先:
成田空港検疫所
違反確定日:
平成16年2月24日
<参考>
台湾産タロイモ輸入実績
平成15年1月1日〜平成16年2月23日(速報値)
届出件数(件)
届出重量(kg)
違反件数(件)
違反重量(kg)
70
5,964
2
210
(*)サトイモ科の野菜
(**)有機りん系殺虫剤
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