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別紙2
VOLUNTEER

勤労者マルチライフ支援事業
ワンモアライフ勤労者ボランティア賞


勤労者マルチライフ支援事業
第一期モデル地域推進団体および「推進地域協議会」
厚生労働省
勤労者マルチライフ支援事業「推進会議」



茨城県 TEL
  実施団体  茨城県経営者協会
 茨城NPOセンター・コモンズ
029-221-5301
029-300-4321
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:1件
なかむら たかゆき
中村 貴之(31歳)
通信・放送機構
つくば通信研究開発支援センター勤務
 2000年12月より、恩師と共にリヴォルヴ学校教育研究所の立ち上げと法人化に取り組み、現在も中心的に携わっている。団体の活動は、主に、不登校児童・生徒のためのライズ学園の運営、セミナー・ワークショップの企画・運営、学校・地域教育活動の支援、教育相談活動など。中でも、学校と地域社会との連携によって子どもたちのより豊かな学びの実現を目指す「いばらきマナビィ・ネット」の設置に関しては、事務局として中心になってシステムの構築を担っている。
 自身の技術を生かし、パソコンやその他有効な手法を積極的に取り入れ、運営をより確実に、効率的に、実現に導いている意味で大きな力を発揮している。また、職場の理解のもとに、会社の会議室貸出しや物品の提供など、仕事を通じて市民団体への支援にも積極的。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:0件
  該当なし
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:1件
特定非営利活動法人
リヴォルヴ学校教育研究所
 既存の学校にうまく適応できずにいる子どもたちのための「小さな地域立学校」(NPO運営による新しい形の公立学校)の設立、学校と地域社会との相互理解・相互扶助の関係を再構築し、「教師と子どもの学校」から「地域社会の中の学校」への脱皮。さらに、教師の自主的な研修を支援し、その資質の向上に寄与することなどを通じて、子どもたちの健やかな育ちに貢献しようという目的のもと幅広いボランティアの協力を得て活動を展開。
 2003年には、WEBを使って子どもからの質問に対して地域の人から回答ができる仕組みなどを構築した(=「いばらぎナマビイ・ネット」)。この事業は、文部科学省委嘱の研究事業に位置づけられ、茨城県教育委員会との協働で進められているが、地域の多くの人々が教育にボランタリーに関わることにおいても意義が大きい。



群馬県  TEL
  実施団体  群馬県経営者協会
 市民立NPOカレッジ
 群馬県社会福祉協議会
027-234-2770
027-260-9987
027-255-6111
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:5件
前橋おもちゃの病院  壊れたおもちゃを修理する「前橋おもちゃの病院」の開設は1998年のこと。設立時から、前橋に限定することなく県下に活動が広がることを意図した活動を行ってきた結果、各地に開院され、おもちゃドクターボランティアが地域の子どもたちや子育て中の保護者と触れ合いながら、物を大切にする心を育むとともに、廃棄物化を抑制することにも寄与している。
 ドクターには、男性を中心とした技能関係の勤労者やOBや、子育てを一段落した方々も多く、患者として来院したお父さんがドクターとしてかかわるケースも。現在では、地元社会福祉協議会、地元ボランティア組織、地元在住ドクターなど、様々な立場の人々との連携により、活動に広がりと深みが増している。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:2件
いちこう
市光工業株式会社
ミラー製造所
 労使協業での地域社会貢献を掲げ、藤岡市内全般のカーブミラー清掃や空き缶拾いを年2回実施。1回の参加は70〜80名程度で、そのうち、新入社員の実習生が3割強参加するという年もある。その他、バザーの売上金や年末助け合いカンパ寄付、地域防火活動協力など、地域社会への貢献活動を多方面に展開。
 また、マルチライフ支援事業で進めている「ボランティア出前相談」によって相談の機会を設け、社員のボランティア活動への参加のきっかけづくりにも積極的。ボランティア休業制度を設ける他、創立記念式典でのボランティア表彰制度なども行っており、さらに、藤岡市内の有力企業の集まりでもある「五社会」でも中心的な存在として、ボランティア意識の高揚と実践を率先して行っている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:2件
パソボラ・サポート群馬  障害者のIT利用促進のため、障害者向けのパソコン勉強会や電子メールなどによる支援活動を行っており、障害の有無に関係なく、誰でも参加できる市民活動団体として広く会員を受け入れている。「パソボラ・サポート群馬」への支援者は、会員総数約140名のうち障害者を含む約80名が勤労者で、パソコンができない人でも、サポーターの送迎や勉強会会場の準備・撤収作業など、自分ができる部分での参加も可能。
 活動は、勉強会だけでなく、訪問パソコンサポート活動、ホームページ・メールによる情報提供、パソコン要約筆記活動、障害者のための在宅就労支援などと多岐にわたっており、今後も、様々な技能や才能を生かした勤労者ボランティアの活動の場として、多様なステージを提供していく方向にある。



東京 TEL
  実施団体  東京経営者協会
 東京ボランティア・市民活動センター
 勤労者ボランティアセンター
03-3213-4465
03-3235-1171
03-3222-0888
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:2件
こんの みちえ
紺野 美知江(51歳)
株式会社資生堂勤務
 勤労者布の絵本連絡会「わくわく21」の代表である同氏は、子どもの心身の育成を「布の絵本」で応援し、作品を病院や養護施設、国内外の学校へ贈ったり、バリアフリー絵本展や資生堂の託児所カンガルームなどに寄贈するなどの活動を率先して行っている。
 勤めながら余暇時間を活用して世代間交流を図ったり、日本文化の継承を行いつつ、一方では布のリサイクル面でも有効に機能させ、また、勤労者ボランティアセンターが主催する「布の絵本づくり講座」にも協力している。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:2件
日立キャピタル株式会社  社員に「社会性」「自主性」「マルチライフ」を支援するという企業理念を打ち出している同社の取り組みは、スキルアップのために、ボランティア休暇制度の導入(「特別年次有給休暇」)、社員の寄付により運営されている組織の設置、カフェテリアプラン「ボランティア支援」制度(本人がボランティア・NPO団体に参加した際に自己負担する費用補助)などを採用して、「人間尊重」を具体化するための様々な取り組みを展開。具体的には、社内報でボランティア活動の勧めを推進、行政等との協働による消費者講座の開催、「法人の森林エコクラブ」や、ビーチクリーンアップ活動への参加、親子森林体験ボランティア、障害者雇用支援など、多彩な支援活動を行っている。
 同社はまた、勤労者マルチライフ支援事業の中でも、企業懇談会の幹事役や、イベントのパネラーを務めるなど、積極的に中枢を担っている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:1件
GEエルファン・ボランティア東京支部  ゼネラルエレクトリックの社員670名によるボランティア団体のセクレタリーを務める同支部では、都内の小中学生を対象とした「発明家プロジェクト」を通じて、社員のボランティア精神を育成している他、「清掃プロジェクト」や養護施設でのイベント、バザーなども実施。
 こうした環境保全や子どもの発明家養成のボランティア活動に対して、社員には「とにかく一度参加してみてください」を合言葉として、ボランティア仲間を募っている。



神奈川県 TEL
  実施団体  神奈川県経営者協会
 まちづくり情報センターかながわ
 神奈川県社会福祉協議会
045-671-7060
045-212-5835
045-312-1121
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:4件
よもだ まさお
四方田 正夫(40歳)
富士ゼロックス株式会社勤務
 NPO法人e−Nakama(イー・ナカマ)では、パソコン活用のソフト面に力を入れ、直接施設に出向いて定期的なパソコン講座や使用方法のフォローアップを通して、障害者や高齢者、子どもとのコミュニケーション活動を行っている。
 社員やOB有志によって設立されたNPO法人だが、同氏は法人設立に尽力し、エンジニアの技術を生かして、ホームページ作成やパソコン講座などを企画して実施しており、その技術の高さから、高齢者や子どもなどに人気が高い。イー・ナカマは、企業に眠っている資産活用や潜在パソコンボランティアとそれらを必要としている人々とをつなぐコーディネーター役もつとめ、そのスキルを生かした活動は勤労者のモデルであり、会の活動はコミュニティ・ビジネスの先駆けともなる。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:1件
三浦藤沢信用金庫  1994年3月に同信用金庫職員60名のクラブに始まり、1996年8月「もっと地域に役立ちたい」と一般にも広く呼びかけたところ、1997年1月にボランティアサークル「ふれあい」が誕生。会員は職員700名、横須賀基地米海軍関係者300名、自衛隊員250名、学校関係者600名、その他市民、行政など計3,000名で多彩なボランティア活動を展開。
「ふれあい」の会長は同信用金庫前会長で、事務局を同金庫業務部内に置き、専任担当者2名がイベントの企画、地域関係者との連携・調整など、「ふれあい」の運営全般にわたって全面的に支援。また、イベントには職員が多数参加して運営を手伝っている。なお、同金庫独自の事業としては、リフト付き福祉車輌「ふれあい号」の車輌貸し出しを行っており、多数の運転ボランティアの協力を受けて福祉向上に役立てている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:1件
じじゅうがわ
ふるさと 侍従川に親しむ会
 横浜市金沢区の森を源流に、金沢区の海に流れ出るたった3kmの小さな侍従川の自然再生・保全を軸にしながら流域全体の街づくりを視野において活動を続けているのが「ふるさと侍従川に楽しむ会」。同会は、10年前にビオトープ(とんぼ池)をつくるのに父親が参加したことをきっかけとして、自分の子どもの卒業後も、子どもたちを地域の子どもとして育てていくことが大切という意識のもとに組織化された。
 子どもたちの活動がスムーズに行くように大人はいつも縁の下の力持ちとなり、卒業した子どもたちを受け入れ、地域全体で子どもたちを見守っている。会設立のきっかけとなった市立大道小学校は、現在の生徒の父も祖父も通ったという割合の高いところで、地域の継承を大人が責任を持って取り組んでいる姿勢に各方面からの評価も高い。



長野県 TEL
  実施団体  長野県経営者協会
 長野県NPOセンター
 長野県社会福祉協議会
026-235-3522
026-269-0015
026-226-1882
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:2件
須坂市消防職員協議会
(ボランティア同好会)
 消防署職員の親睦団体(会員62名)である同協議会は、上司の指示で職場の近辺のゴミ拾い活動を行ったことをきっかけに、「より良い住民サービスとは何か」と関心を持つ職員たちが学習会などを開き自主的な活動に取り組むようになった。活動内容も障害者の水泳教室介助ボランティア、病院の引っ越しに伴うボランティアなど、仕事柄の体力とチームワークを活かしたもの。特に、地域の小学校の登山行事に参加したいという足に障害のある児童の願いに応え、6名の隊員ボランティアが交代で背負いつつ登山をサポートした活動は地域でも評判を呼んだ。
 夜勤明けにボランティア活動をするなど交代制の厳しい勤務体制ではあるものの、協議会を通じて募集を行うと、自主的に応募する者が増え、2002年度では、延べ100名ほどがボランティア活動に参加している。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:2件
福祉を考える企業の会  1994年に駒ヶ根市内112事業所が集まって発足した同会は、翌年には会員企業に呼びかけで阪神・淡路大震災に対する支援活動に取り組んでおり、また、毎年、会員と市民を対象にした講演会や企業とボランティア団体の交流会を開催するなど、企業の地域福祉活動への啓発を行っている。さらに、1999年からは「福祉活動助成資金」制度をスタートさせ、毎年、2ボランティア団体に助成している。
 こうした永年にわたる活動が勤労者ボランティア支援の風土づくりに役立っており、会員企業では、地域の配食サービス活動を2つの金融機関職員が協力して月1回担当する事例や、社員グループが高齢者の見守り活動を行う事例など、地域貢献活動の取り組みが広がっている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:2件
ながのボランティア・市民活動支援ネットワーク  ボランティア・市民活動を進めていく上で必要な経営資源「物品・情報・資金・人材など」を、様々な企業・団体など社会一般から提供するシステムを構築し、支援することによって、行政・企業・NPO団体など異業種間のネットワークを広げ、お互いの持ち味を生かしながら豊かで安心した地域社会をつくっていくことを目的とした組織で、2003年9月現在、28企業、労働組合・農協・生協・ロータリークラブなど14団体と20人の個人が参加。
 勤労者マルチライフ支援事業を進める中で培われてきたネットワークだが、このネットを通じてお互いの情報を公開することによって、協働事業の発想が芽生え、企業や勤労者が地域活動に参加する機会も増えていく可能性が充分にある。



愛知県 TEL
  実施団体  愛知県経営者協会
 パートナーシップ・サポートセンター
 名古屋市社会福祉協議会
052-221-1931
052-762-0401
052-911-3180
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:1件
くぼた よしあき
久保田 好明(50歳)
株式会社デンソー勤務
 特定のNPOの活動支援ではなく、土日の休日を最大限に利用し、会社のボランティア支援センターから紹介される障害者・高齢者福祉活動、環境保護活動などに参加して約10年。また2003年度からは、災害救援活動分野にも参加をし、愛知県災害コーディネーター講習を受講して地域防災力アップのための活動にも取り組んでいる。活動日数は年に約80日で、全休日の約50%以上をボランティア活動にあてている。
 彼が楽しく生き生きと活動している様子を見て、一緒に参加する社員が増え、まわりへ活動が広がりつつあり、活動先の施設などからも大変喜ばれている。「仕事は手を抜かない、ボランティア活動も一生懸命、その姿は勤労者ボランティアのお手本」とは職場からの声。「まず、自分が楽しく感じられるボランティアから始めよう」とは、ご本人からのメッツセージ。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:1件
リコー中部株式会社  2001年12月のリコー中部(株)の設立を記念して始めたのが、中部7県による「グリーンプロモーション」という地域貢献プログラムで、準備金(最大)100万円を、環境活動を行うNPO・市民グループに助成する仕組み。助成テーマの公募やフォローなどは、中間支援機能を持つNPOと協働して実施しつつ、選考にあたっては、「地域に芽ばえた小さな芽を育む」というコンセプトを明確にして重点的に支援しようというもの。
 環境活動を行う市民グループに対して、単に助成金を出すだけでなく、社員のボランティア参加を推進する仕組みを構築するのも大きな狙いの一つであり、2003年度に、環境ボランティア活動に参加した社員は家族を含めて延べ150名。また、活動への参加の写真を社内展示しつつ、未参加の社員への興味を引き起こす工夫も行っている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:1件
特定非営利活動法人
介護サービス さくら
 1988年に、地域の高齢者にヘルパーを派遣する任意団体としてスタートした「介護サービスさくら」は、在宅で援助が必要な高齢者やその家族、その他の手助けを必要とする人々に対して、住民参加と助け合い精神をもとに地域に根ざした介護サービスなどの事業を行い、社会福祉に寄与し、社会全体の利益の増進に貢献している。
 2000年からは40数年の歴史をもつ名東区西山商店街の活性化と引きこもりがちの高齢者支援に向けて「昼なかの居場所」としてのミニデイサービス事業なども展開。支えあう仲間は58才から70才代と多様。利用者自身が生きている実感、存在感を持つことが大切というポリシーによって、多角的に活動を続けている。



京都 TEL
  実施団体  京都経営者協会
 きょうとNPOセンター
 京都ボランティア協会
075-361-8406
075-223-5291
075-354-8714
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:1件
京都府生命保険協会ボランティアグループ  1990年より本業にプラスαとして、地域社会への社会的貢献を目的として、CR(コミュニテー・リレーション)活動を展開している。
 2003年の「京いきいきボランティアまつり」では、バザー商品の提供や抽選券の購入、ボランティア派遣など、「歳末助け合い福祉基金」の実施では、生保セールスマンから149万円の募金を集めて京都市社会福祉協議会へ福祉巡回車を寄贈、「世界アルツハイマー・デー記念講演会」への協賛では、協賛金の寄贈、講演への参加などを行っており、今後も継続実施を予定。また、募金活動は1977年から26回、ボランティアまつりは8年連続して協賛、講演会は10年と継続性を重視し、ボランティアマインドの醸成に貢献。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:1件
しょうごいん
株式会社 聖護院八ツ橋
總本店
 銘菓のいわれとも言われている八橋検校が盲目の人であったことを重んじて、社会的弱者への視点を常に忘れないという家訓をもとに、障害者の積極的雇用、長期就労の促進、地域社会の諸々の活動に対する積極的な協力、伝統的行事や文化事業に対する協賛などの活動を行っている。併せて2003年には、大学コンソーシアム支援、寺社の周年記念事業への協賛、各種文化記念行事への参画を主な柱としながら、「いまできる限りのことをしっかりとまっとうしつつ末永く引き継いでいくことが、最大の価値である。」という自信をもって活動を続けている。
 職場では、障害者を多数職場に受入れることによって、勤労意欲が高まり、倫理意識の向上が顕著に見られるようになってきており、地域社会や伝統文化への関わり方が深まっている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:1件
国際交流ボランティアの会・世界の料理教室  1993年4月の設立以来、「食の文化交流」によって、国籍や宗教、言葉、習慣などのあらゆる"違い"を乗り越えて、真の市民レベルの力で世界に平和を啓発。また、市民レベルのボランティア活動によって、社会性や公共福祉性、継続性を認識しながら京都の国際交流に貢献。
 毎月1月開催の「世界の料理教室」では、世界中各国の家庭料理や生活の様子などを紹介している。また、京料理をはじめとする京都の伝統文化を各国に紹介したり、世界の料理教室レシピ本も出版。さらに、世界の料理を調理実習・紹介するために各地の学校に出向いたり、京都を訪れる修学旅行生と在京外国人が一緒に「世界の料理教室」を開催し、これを会のボランティアがサポート。また、年1回、障害者たちと一緒に世界の料理<やってみよう!の日>を設定して活動を行っている。



大阪 TEL
  実施団体  関西経営者協会
 大阪ボランティア協会
 大阪NPOセンター
06-6253-2351
06-6465-8392
06-6460-0268
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:3件
のべおか としや
延岡 敏也(43歳)
日本アイ・ビーエム株式会社勤務
 1994年から大阪ボランティア協会の情報発信支援に参加し、現在は情報ボランティアチーム「むくどり」で活動。
 ボランティア情報検索システムの開発・保守において、2002年度には大阪ボランティア協会のホームページを累計で約600ページ、年80回更新。さらに、2003年度は「主に関西!ボランティア・市民活動情報ネット」の立ち上げに参加。現在は、ホームページ更新・改善などの工夫を重ねると共に、海外のボランティア・市民活動に関する論説の翻訳により海外情報の国内への発信、記事の翻訳による日本のNPO事情の海外発信などをチームのメンバーとして共に行い、ボランティア・市民活動情報全般の情報発信力向上を目指して活動している。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:2件
永和信用金庫  鶴橋支店では、1994年9月に結成された、高齢で痴呆や障害を持つ人々の交流を支援するボランティア団体「あすなろ会」の活動を継続的に支援。1997年からは、花見会、ふれあい運動会、盆踊りなど行事開催時の介添えボランティアを行っている。
 また、山王支店では、より明るく住みよい町を維持するため、飛田地域、新開筋商店街、ルシアス地域の美化活動を定期的に実施。ちなみに、自店の職員だけではボランティア要員が賄えない場合に他店に要請できるシステム「ボランティア派遣制度」の活動によって、2003年4月〜9月の参加職員数は、他店からの応援者を含めると延べ283名にのぼっており、地域住民や行政と一体となった活動として、地域に大きな影響を与えている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:5件
特定非営利活動法人
広報写真ボランティア
 1997年10月より、大阪府・大阪市・各外郭団体や社会福祉法人・NPO法人・その他市民団体・ボランティア団体等が行う各種行事の広報用記録用写真撮影を行い、それらの団体の諸活動をより広く市民に周知するための広報側面支援を行っている団体で、1998年のアジア卓球選手権大会、1999年の世界新体操大阪大会、2003世界水フォーラムのほか、2003年度には「七月大歌舞伎船乗り込み」、「御堂筋パレード」、「第5回ボランティア・市民活動フェスティバルinおおさか」など、随所で活躍。
 趣味を生かしてできるボランティアの一つとして勤労者やOBにも人気が高く、一方、広報関係まで手が回らないNPOにとっても心強い味方。今後は、デジタル化を図ってより幅広いニーズに応えていく事を目標としている。



東大阪 TEL
  実施団体  東大阪経営者協会
 東大阪市社会福祉協議会
06-6789-0032
06-6789-5550
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:2件
なにわ演芸ボランティア  機材や弁当などすべて持ち込みで、1963年から長年にわたって、高齢者施設・有料老人ホーム・病院・自治会・刑務所・子ども会などの様々な施設を訪問して踊りや手品など、多種多様の演芸を披露。メンバーは、勤労者・自営業・パート・主婦と多様で、自らの趣味を通じて構成されている。
 その無償の自発的活動のアピール点は、「趣味を通じて、人間、人生などが学べる」ということ。訪問先で演芸披露を楽しんでいる様子や、明るい笑顔や優しさに触れることによって、逆に会員一同、生活の「はり・生きがい」を感じると言わしめる謙虚さがいっぱい。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:1件
関西電力株式会社
東大阪営業所
 プルタブや使用済み切手等の回収と寄贈、地域清掃、植樹、地域イベント支援、献血、骨髄バンク支援と活動が多岐にわたる同営業所。特に組合の青年活動の中で「奉仕活動をやろう!」という気運が高まり、地域福祉活動の一環としてはじめた、東大阪市内の知的障害児施設においてのイベントの手伝いなどの訪問活動は、園児や先生方から好評を得ており、組合としてもボランティア精神の育成につながるなど大変有意義なものとなっている。
 このように、事業所においては社員一人ひとりがボランティア意識を高める活動を中心として、誰にでもできる小さな活動を実施することで地域社会と共に歩み、より地域に根ざした活動をすすめている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:2件
八尾市ボランティア教育振興会  1981年の「国際障害者年」を契機として、障害児・者の理解・啓発活動を開始。内容は、手話コーラス、朗読ボランティア、病院での交流を行うふれあいボランティア、家でいながらできる書き損じはがきや使用済み切手・テレフォンカード寄付などの国際支援、保育、リサイクル、事務局ボランティアなどと誰でも手軽にできるボランティア活動を支援すること。
 勤労者やそのOBであるボランティアたちは、子どもたちが生涯にわたってボランティア活動に参画する資質を育成することを中心としながら、理解・啓発活動や体験学習を行うことによって、無理なく参画し、創造性豊かな活動を展開している。



兵庫県 TEL
  実施団体  兵庫県経営者協会
 姫路経営者協会
 兵庫県労働者福祉協議会
078-321-0051
0792-68-1011
078-360-8886
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:2件
やすもと くにお
安元 邦夫(66歳)
 在職中から音楽を通じたボランティア活動を地元医師会の協力を受けて行っていたが、阪神・淡路大震災の年の夏に、早期退職して本格的に活動を展開。被災直後の高齢者向けの「ふれあいサロン」では、音楽療法を中心として週3回、年間にすると160回、通算すれば1300回を超えることも。
 現在の活動は、私立病院でのデイケア、介護施設での音楽療法音楽をそれぞれ週1回ずつ、脳卒中リハビリ会と公民館での音楽療法の会をそれぞれ月に1回ずつ、東灘地域福祉センターでの高齢者の歌の会を月2回など、高齢者の心身のケア活動と地域の活性化に務めてきており、「歌って、楽しく、健康に」を合言葉に、音楽を通じて、ハッピーホルモンの湧き出る活動を展開している。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:1件
グローリー工業株式会社  「国の将来を担う小学生の心身ともに健全な育成」を目的として、グローリー小学生育成財団を創立。科学体験教室、子ども劇場、剣道やテニス教室などを実施すると共に、少年の育成のためのボランティア団体に対して資金支援をするなどの幅広い活動を財団設立以前の1992年から続けており、年々、中身も充実してきている。
 それぞれの活動には、社員がスタッフとして参加することによってボランティア活動の意識が醸成されたという効果は大きい。そしてまた、科学体験教室や子ども劇場などの開催が定着したことによって小学生の創造性や心身の健全性が育まれ、さらに、家庭でのふれあいの重要性、親子の会話の重要性への気づきが高まり、毎年の参加を楽しみにする親子など、地域社会への貢献を身をもって行っている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:1件
特定非営利活動法人
神戸西助け合いネットワーク
 震災直後の設立以来、常時40名を超えるボランティアによって活動を行う他、「連合兵庫」などにも呼びかけつつ勤労者を多く受け入れて、リサイクル活動や地域街づくりイベントなどにも積極的に参加し、組織的・継続的活動を行っている。
 具体的な活動は、「高齢者・障害者の支援」として、移送介助サービス、給食サービス、家具等のリサイクル、生活なんでも110番、間伐材を利用した木工製品や竹炭の製造、デイサービスを、また、「復興住宅生活支援事業」として、ふれあい喫茶(茶話会、食事会)と復興住宅でのイベントを、また、旧小学校跡地「すまいるプラザ大黒」の施設管理など。電球の交換や庭の雑草刈り、不用品の引き取り、部屋の模様替えなど、ちょっとした困りごとに楽しく手を差し伸べるといった活動には勤労者も多く参加。



広島県 TEL
  実施団体  広島県経営者協会
 ひろしまNPOセンター
082-221-6844
082-511-3180
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:1件
いちのせ やすひろ
一瀬 泰啓(42歳)
中国電力株式会社勤務
 2002年2月に社員のボランティア活動の側面的支援として「エネルギア・ボランティアバンク」を発足した中国電力。同氏は人材バンク登録者で、宇宙教育の出前授業「紙製の手作り熱気球」や「ペットボトル製のロケット」の製作・打ち上げ指導を通じて、子どもたちに科学の面白さや宇宙への興味を感じさせることによって夢と希望を与えている。また、公民館やPTAからの要請も多く、受講者は延べ2000名強。
 授産施設の協力を得てペットボトルを再利用したロケット教材(キット)の製作指導を行い、収益金はすべて授産施設の収入に。事業所等から排出されるペットボトルを再利用した教材開発、授産施設の自立に向けた支援活動は、環境、教育、社会福祉がリンクした先駆的な取り組みでもあり、地域のリーダーとしての活躍がますます期待できる。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:1件
マツダ株式会社  広島アジア競技大会を機に1994年9月に「スペシャリストバンク」を、広島国民体育大会を機に1996年9月に「ボランティアセンター」を創設したマツダ。前者は、専門知識・特技を持つマツダグループの部門・社員向け、後者は、ボランティアマインドを有する社員向けに立ち上げ、双方とも、地域からの派遣件数が年々増加中で、広島のまちづくりにおけるマツダの人的貢献活動は、群を抜いたものとなっている。
 特にスペシャリストバンクは、民間企業では全国初とのことで、企業各社のリストラが進展する中、派遣を受けた学校、団体、地域等間でもその評価は非常に高く、企業の社会貢献活動として、社員のボランティア活動・生きがいづくりを応援するものとして、全国の企業及び勤労者への先進的モデル事例になると思われる。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:1件
もりメイト倶楽部
Hiroshima
 安佐北区白木町大椿地区の共有林を舞台に、専門的技術集団として森林保護団体の中心的・リーダー的役割を果たす「もりメイト倶楽部 Hiroshima」は、毎月1回の定例会合を行い、松の枯損木の伐倒、植林地の下刈り、間伐、枝打ち、雑木林の手入れなど季節に応じた作業を行い森林づくりに努めているグループ。
 メンバーには林業家、森林組合職員・インストラクターがおり、外部の勤労者、ボランティアさんにチェンソーの使い方を始めとして、山菜料理、木ノ実果実酒づくり、木工クラフトなど里山からの恵みを楽しみながら森林づくりに取り組めるよう工夫して活動をしており、地域住民との信頼関係を築き、体験者がそのまま会員となるなど、地道な活動を続けている。



山口県 TEL
  実施団体  山口県経営者協会
 山口県社会福祉協議会
083-922-0888
083-922-7786
○ボランティア賞(個人・グループ)  応募:6件
みうら かなめ
三浦 要(57歳)
宇部市水道局勤務
 1993年に宇部市社会福祉協議会の個人ボランティアに応募したことをきっかけとして、同年より地域で生活している高齢者や障害者への支援(家屋の小修理・身体障害者の身体状況に合わせた家具のリフォーム等)を、また、1997年からは福祉車両(リフト付きワゴン車)の運転ボランティアとしても活躍。さらに、ボランティアグループ「しゃぼん玉19」の代表も務め、生活の中で身近な問題として合成洗剤による自然への影響を住民に啓発し、自然保護への理解を通してボランティア活動への理解と協力を促進している。
 「職場の理解が第一、一人の力では不可能なことも仲間が増えることで可能」をモットーに、賛同者・協力者を多数得て活動を推進中。
○ナイスアシスト賞(企業・事業所)  応募:2件
株式会社ミコー食品  地域における登録活動グループ(61団体)の資金支援のために2000年から「地域ふれあいボックス」を設置。レジ精算時のレシートをお客様が応援する団体のボックスに入れていただき、2ヶ月に1度レシート合計金額の0.5%(最高3万円)を団体に還元して地域活動の発展に貢献している。
 特徴は、(1)特定の日でなく毎日のレシートが適用、(2)社員が参加している団体も対象、(3)一時期のものでなく継続した地域貢献活動が可能、(4)玖珂郡玖珂町内だけでなく近隣の団体も対象、など。その結果、活動グループの周知・関心が高まり、新たな参加者や、これまで地域活動に興味がなかった社員が実際に参加するなど地域活動の輪が広がっている。
○ナイスアシスト賞(NPO・ボランティア受入団体)  応募:2件
特定非営利活動法人
山口まちづくりセンター
 大内文化が色濃く残る山口の街の魅力を次世代に伝え、誰もが心地よく暮らせる町に、と世代や職業を超え、建築士や弁護士、行政、会社員らが一体となって場の提供や拠点づくり、市民の参加と共生によるパートナーシップ型のまちづくりの仕組みを確立。
 主な活動は(1)古民家再生活動、(2)住まい講座の開催、(3)県内の建材発掘、(4)民間再生プロジェクトの研究、(5)大内文化観光マップの作成、(6)伝統産業支援事業、(7)「アートふる山口」「市民まちづくり情報センター・やこねっと」「やまぐち街なか大学」への協力など。中でも毎年10月開催の大イベント「アートふる山口」には実行委員会事務局を同センター内に置いてサポート。「アートふる山口」は勤労者や学生・まちづくりグループら250名以上のボランティアスタッフが幅広く参加。



「贈呈式」スケジュ−ル

時間 担当 内容
9:00
 
 
10:00
(5分)
10:05
(5分)
10:10
(5分)
10:15
(70分)
 
 
 
 
 
 
 
 
11:25
(5分)
11:30
 
 
 
 
 
 
 
松井 部長
 
堀田 座長
 
各推進協議会会長
 
 
 
 
 
 
 
 
 
堀田 座長
 
 
受付
  (順次 着席)
 
開式
 
 
挨拶 厚生労働省 松井部長
 
  「推進会議」座長 堀田力
 
選考経過ならびに推薦理由発表
 
12地域順次(茨城 ・・・・ 山口)  各地域5分
各実施地域毎に( 受賞者 )登壇
 
「推進会議」座長 堀田 力より
受賞者に「感謝盾」を贈呈
 
 
 
総評 座長 堀田 力
 
終了


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