現代の名工は、卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するものであり、昭和４２年の創設以来、技能者の地位及び技能水準の向上を図るとともに、技能の世界で活躍する職人や、技能の世界を志す若者に目標を示し、夢と希望を与えてきた。
　平成１５年度の表彰式は、来る１１月２０日(木)虎ノ門パストラル(東京農林年金会館)において行われ、坂口厚生労働大臣の臨席の下、久保田五十一氏（メジャー・リーグで活躍中の松井秀喜選手、イチロー選手等、数々の名選手のバットを製作）をはじめとする１５０名の方々を表彰する。
　なお、表彰式は、配偶者帯同の下行われ、厚生労働大臣から表彰状、卓越技能章（楯と徽章）及び褒賞金（１０万円）が授与される。
　また、当日、久保田氏が被表彰者の代表として謝辞を述べるとともに、同氏のバットで活躍した野球選手からお祝いのメッセージが寄せられる予定である。