平成15年10月29日 食品安全部監視安全課 桑崎 輸入食品安全対策室長 担当:磯貝(内線2474) 松本(内線2474) |
今般、検疫所におけるモニタリング検査の結果、台湾産コリアンダー(生鮮)から、基準値(0.01ppm)を超えるクロルピリホス(**)の検出(0.07ppm)が確認されました。このため、本日から、台湾産コリアンダー及びその加工品(簡易な加工に限る。)を輸入する輸入者に対して食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。
なお、残留農薬が基準値を超えて検出された食品は、全量について既に廃棄済みであるとの報告を受けているところです。
<経緯>
(1) | 1件目の違反
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(2) | 2件目の違反
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<参考> | |||||||||
台湾産コリアンダー(生鮮)輸入実績 平成15年1月1日〜平成15年10月28日(速報値) | |||||||||
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(*) | コリアンダーとは セリ科の野菜であり、魚や肉の臭い消しとして使用される。また、乾燥した種実はスパイスとして使用されるが、種実は、食品規格においてはオイルシードに該当し、クロルピリホスの残留基準値が異なるため、今回の検査強化の対象からは除外する。 |
(**) | 有機りん系殺虫剤 |