平成15年10月6日に開催した「牛海綿状脳症の検査に係る専門家会議」の結果は下記のとおりです。
茨城県のスクリーニング検査陽性牛について、昨日までに実施されたウエスタンブロット法、病理組織学的検査及び免疫組織化学的検査の結果を精査したところ、非定型的なBSEと判断された。
ウエスタンブロット法による検査結果については、異常プリオン蛋白が検出されたが、糖鎖パターン及びプロテアーゼ耐性が、これまで確認されたBSEのものとは異なっていた。
なお、今後、伝達性など生物学的性状を確認するための実験動物への接種実験を実施する必要がある。
(注) | 病理組織学的検査及び免疫組織化学的検査の結果は陰性と判断された。 |
(参考) | 当該牛の概要 | ||
処理年月日 | : | 平成15年9月29日(月) | |
性別 | : | 去勢(雄) | |
品種 | : | ホルスタイン | |
月齢 | : | 23ヶ月 | |
スクリーニング検査実施機関: 茨城県県北食肉衛生検査所 | |||
確認検査実施機関 :国立感染症研究所 |
照会先:厚生労働省医薬食品局 食品安全部監視安全課 課長:南 担当:道野(内線2473)
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#69茨城検体
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