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(別紙1)
自分の将来に漠然と思いを馳せるあなたへ
〜 研究会から若者へのメッセージ 〜

あなたが今、楽しんでいることは何ですか?
  スポーツ、音楽、映画、ショッピング・・・。何であっても、その周りには、楽しんでいるあなたのほかに、それを考え出している人、それを創っている人、それを売っている人、それをコーディネートしている人など、数えきれないほどの人が関わっています。ある場面での売り手がある場面では買い手として楽しみ、ある場面での創作者がある場面では見る側から楽しむ。それが社会です。

いまの自分に満足していますか?
  広い社会の中で、あなたはいま、どういう位置にあるのでしょうか。あなたにできることは何でしょうか。「社会の一員」として、自分に何ができるかを考えたとき、「仕事」に思い当たりませんか。
 時には楽しむ側、時には楽しませる側。その役割交代にあなたも参加していますか。

あなたにとって仕事とは?
  一人前になれば自分で生計を立てることは当然です。それに加えて、自分の適性や能力に適した仕事を経験しながら、自分の能力を伸ばしていくこと(キャリア形成)ができれば、もっと刺激のある、楽しい毎日が手に入るのではないでしょうか。

若年期を過ぎたとき、自分がどうなっているか、想像できますか?
  キャリア形成にとって、若年期はその土台を作り上げる大事な時です。後になるほど軌道修正は難しくなります。自分の適性や能力に合った仕事は何か、どのようなキャリアを歩むことが自分にとって最適か。誰もが抱く疑問です。仕事に就いてみて、チャレンジし、困難にぶつかり、成し遂げた達成感を味わう。そうした経験の中ではじめて、自分の適性をつかみ、能力をのばしていくこともできるのではないでしょうか。いまのその機会を逸しないでほしい。

待っていても「青い鳥」は見つからない。自信を持って第一歩を。
  人生の軌道修正に「遅すぎる」という言葉はありません。あなたが、自分の職業生活について、何をしてよいか分からなかったり、能力を向上させる必要がでてきたり、様々な問題に直面した場合のために、各種の相談窓口や様々な支援プログラムも用意されています。
 キャリアはあなた一人で積むのではありません。社会には、若者の職業生活を応援する人たちがいて、支援の制度がありますので、あなたも勇気と自信を持って、自分の職業生活を歩んでください。


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