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平成15年9月4日
食品安全部監視安全課
桑崎 輸入食品安全対策室長
担当:磯貝(内線2474)
    松本(内線2474)

ブラジル産生鮮コーヒー豆に対する輸入検査の強化について


 今般、検疫所におけるモニタリング検査の結果、ブラジル産生鮮コーヒー豆から、基準値(0.2ppm)を超えるジクロルボスの検出(0.44ppm)が確認されました。このため、本日から、ブラジル産生鮮コーヒー豆に対して食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。
 なお、今回、残留農薬が基準値を超えて検出された食品は、全量について保税倉庫に保管されており、食品衛生法第7条に違反するため、全量、廃棄又は済み戻し等の指示を行ったところです。


<経緯>
 (1) 1件目の違反
届出数量及び重量1,000バッグ、 59,765.20 kg
検出値ジクロルボス 0.29ppm(基準値0.2ppm)
届出先横浜検疫所
違反確定日平成15年6月25日

 (2) 2件目の違反
届出数量及び重量1,120バッグ、  66,969.30 kg
検出値ジクロルボス 0.44ppm(基準値0.2ppm)
届出先横浜検疫所
違反確定日平成15年9月1日


<参考>
  ブラジル産生鮮コーヒー豆輸入実績
  平成15年1月1日〜平成15年8月31日(速報値)
届出件数(件) 届出重量(kg) 違反件数(件) 違反重量(kg)
1,582 57,677,141 2 126,735


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