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照会先
社会・援護局援護企画課中国孤児等対策室
 担当 孤児調査専門官 小池市栄
TEL(直)3595−2456
(代)5253−1111
(内)3494

平成15年8月21日

中国残留日本人孤児の共同調査(訪中調査)の実施について


 中国残留日本人孤児の肉親捜しについては、中国政府の協力の下に調査を行っているところです。
 平成15年度の共同調査(訪中調査)については、中国地域における新型肺炎(重症急 性呼吸器症候群=SARS)の流行を踏まえ延期していましたが、今般、下記のとおり実施することとしたのでお知らせします。
 この調査は、平成12年3月29日に日中両国政府で取り交わされた「中国残留日本人孤児の調査及び訪日親族捜しの今後の実施方法に関する口上書」に基づき、中国政府と共同で行われるもので、本年度で4回目となります。

 共同調査(訪中調査)によって日中双方で日本人孤児と確認した者については、本年11月、肉親捜しの手がかりとなる資料を日本国内で公開し、広く肉親情報を収集(情報公開調査)することとしています。
 この情報公開調査などにより肉親情報がある孤児については、明年2月に訪日し、関係者との対面調査を行う予定です。

[調査概要]
1 派遣時期 平成15年9月1日から約3週間
2 調査団 3班編成(黒竜江省、吉林省、遼寧省)
3 調査地 4か所(黒竜江省、吉林省、遼寧省、北京市)
4 調査対象者
 (1)孤児申立者
(以下「未確定者」という。)
 34人
 >

計58人
 (2)証言者 24人

(参考)平成12年度以降の調査状況

  共同調査対象者
(未確定者)
孤児認定者
(情報公開者)
うち身元判明者
平成12年度 35人 20人 3人
   13年度 33人 20人 4人
   14年度 59人 6人 1人
   15年度(予定) 34人 ──── ───


中国残留日本人孤児の共同調査(訪中調査)の実施体制


  第1班 第2班 第3班
期間 平成15年9月1日(月)
 〜   9月20日(土)
平成15年9月1日(月)
 〜   9月10日(水)
平成15年9月9日(火)
 〜   9月20日(土)
派遣者 厚生労働省職員3名、通訳1名 厚生労働省職員2名、通訳1名 厚生労働省職員2名、通訳1名
調査数 合計 58人(未確定者34人、証言者24人)
計31人
 未確定者 19人
 証言者 12人
計11人
 未確定者  7人
 証言者  4人
計16人
 未確定者  8人
 証言者  8人
調査地及び内訳

(1)哈爾浜(ハルピン) 31人
未確定者 19人
証言者 12人

調査地及び内訳

(3)長春(チョウシュン)  8人
未確定者  6人
証言者  2人

(2)北京(ペキン)  3人
未確定者  1人
証言者  2人

調査地及び内訳

(4)瀋陽(シンヨウ) 15人
未確定者  7人
証言者  8人

(2)北京(ペキン)  1人
未確定者  1人
証言者  0人


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