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平成15年4月16日

韓国産パプリカに対する輸入検査の強化について

 検疫所におけるモニタリング検査の結果、韓国産パプリカ(生鮮)から、基準値を超えるエトプロホスの検出が確認されました。このため、本日から韓国産パプリカに対して、食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。
 なお、残留農薬が検出された食品は、食品衛生法第7条に違反するため、回収、廃棄又は積み戻し等の指示を行ったところです。

<経緯>

 (1) 平成15年3月28日 1回目の違反
届出数量及び重量: 493カートン、 2,465.00 kg
検出農薬: エトプロホス 0.03ppm(基準値:0.02ppm)
届出先: 福岡検疫所門司検疫所支所
 (2) 平成15年4月15日 2回目の違反
届出数量及び重量: 814カートン、 4,070.00 kg
検出農薬: エトプロホス 0.04ppm(基準値:0.02ppm)
届出先: 福岡検疫所門司検疫所支所
 (3) 平成15年4月16日 3回目の違反
届出数量及び重量: 809カートン、 4,045.00 kg
検出農薬: エトプロホス 0.12ppm(基準値:0.02ppm)
届出先: 福岡検疫所門司検疫所支所

<参考>

 韓国産パプリカ輸入実績

輸入届出重量
 平成14年1月1日〜平成15年4月14日(速報値)
  届出件数(件) 届出重量(kg) 違反件数(件) 違反重量(kg)
冷蔵 3,586 16,042,875 4 (*) 11,530.00(*)
冷凍 1 400 0 0
(*) エトプロホス 3件 10,580.00 kg
ジクロルボス 1件 950.00 kg


食品保健部監視安全課
桑崎 輸入食品安全対策室長
担当:磯貝、松本(内線2474)


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