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1) | 概要 厚生労働科学研究事業「地域精神保健活動における介入のあり方に関する研究」(主任研究者:国立精神・神経センター精神保健研究所 社会復帰相談部長 伊藤順一郎)の平成14年度の研究成果として、「社会的ひきこもり」についての一般向けパンフレット「『ひきこもりかな?』と思ったら」が作成されました。 厚生労働省ではこれを受け、平成15年3月3日付で各都道府県・指定都市等に対して、パンフレットを業務参考資料として配布するとともに、地域住民へのパンフレットの普及および関係機関と連携した相談活動の充実を図るように要請しました。 |
2) | パンフレットの活用方法 全国の保健所・精神保健福祉センター等で業務の参考として活用するほか、パンフレットを積極的に地域住民へ普及いたします。さらに、思春期精神保健に関する研修等において活用いたします。なお、相談活動を行うに当たっては「社会的ひきこもり」対応ガイドライン(暫定版)(最終版は来年度当初公表予定)とともに活用いたします。 |
〜ご家族・ご本人のためのパンフレット〜
(項目一覧) | ※この後にパンフレットが掲載されています。 また、赤字をクリックすると、該当部分が表示されます。 |
1. | ひとは殻に閉じこもる時があります(PDF 242KB) ストレスから身を守るために ひきこもった原因は・・・ 病気でひきこもらざるを得ないこともあります ひきこもった状態は回復に必要な休息時間です ひきこもった状態で起きがちな、少し困った現象もあります ひきこもっていること自体に罪悪感を持つことはありません |
2. | 回復の道筋は・・・(PDF 336KB) リラックスから始めましょう 回復を邪魔している考えはありませんか 楽になること、探してみましょう よかったこと、できていることを見つけましょう こころとからだ、自分なりのリズムが大切です いろいろな選択、新しい目標があっていいのです 経験者のお話(1) 相談機関を通じて仲間に出会い、アルバイトを始めたA君は・・・ ひとくちメモ1 「あなたらしさ」を大切に! ひとくちメモ2 よかったことを探す |
3. | ひきこもりにみられる症状(PDF 271KB) 無気力で何もやる気が起きない、なんだかイライラする 家族に命令的な話し方をする。暴力をふるう 昼と夜が逆転してしまったら なにかし始めると止められない 医療の手助けが必要なとき ひきこもりと病気 ひとくちメモ3 もともと人の体内時計は25時間程度の周期だと・・・ ひとくちメモ4 ひきこもりの背景にある障害や病気 |
4. | 家族の対応はひきこもりの大きな援助です(PDF 313KB) ご家族の理解と支援は変化のきっかけをつくります 「犯人探し」にエネルギーを費やさないようにしましょう ご家族にできるかもしれないことの第1歩は安心できる雰囲気作り ご家族自身が生活を楽しみ、家の風通しをよくしましょう 経験者のお話(2) 相談にくるなかで、自信がつき、世界が広がったと話すBさん ひとくちメモ5 ご家族自身が疲れてしまっていませんか? |
5. | 家族だけで悩まないで相談をしましょう(PDF 143KB) ご家族も相談の主体です 相談する場所はいろいろあります ご本人の相談のきっかけづくりとして ひとくちメモ6 「受容」すること・・・? |
6. | ひとを支えるコミュニケーション(PDF 255KB) コミュニケーションはいつでも「ある」 「応援してる」という姿勢、それを「見せる」工夫をする 「ほめる」「ねぎらう」と「おだてる」は違うもの ほどほどの距離をとって、ゆとりをもちましょう 今生まれているコミュニケーションを大切にしましょう 経験者のお話(3) 家族から離れて、新しい経験をつみ始めたC君は・・・ |
7. | 回復に役立つ資源(PDF 276KB) 相談できる機関にはいろいろなものがあります 相談機関の探し方 こころとからだの相談を 日中の居場所探しをしてみましょう ひとくちメモ7 相談の方法にもいろいろなものがあります ひとくちメモ8 居場所探しのポイント |