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平成15年2月21日
(照会先)
医薬局血液対策課
   田中・林
内線:2905・2908
直通:3595−2395


輸入感染症対策に係る問診の強化について


 標記について、平成14年11月5日開催の薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会から意見書が提出されましたが、この意見書及び日本赤十字社の調査結果を踏まえ、本日、別紙1のとおり日本赤十字社社長宛、速やかに問診強化の措置をとるよう通知しましたのでお知らせします。
 また、都道府県に対しては、別紙2の通り本措置に関する周知を図るとともに、問診強化がなされるまでの間も、帰国後3週間以内の献血を控えて頂くよう献血者等に対し情報提供するよう依頼しましたので併せてお知らせします。


別紙1

医薬発第 0221008 号
平成15年2月21日

日本赤十字社社長 殿

厚生労働省医薬局長     


輸入感染症対策に係る問診の強化について


 血液事業の推進については、日頃から格別の御高配を賜っているところである。
 ウエストナイルウイルス等の輸入感染症対策について、薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会において「国外からの帰国者からの採血禁止期間(3週間とするのが適当)を設定し、献血血液の安定供給上の対応を整え実施することが適当である」との提言がなされたところである。
 ついては、上記提言及び貴社において実施された献血者の海外渡航歴に関する調査結果を踏まえ、今後、献血時の問診にあたっては、下記の対象者に該当する方からの献血を見合わせるよう対応方お願いする。また、これまで献血にご協力いただいた方々に対し、今回の措置の趣旨について十分理解を得られるよう配慮されたい。
 なお、今回の措置を速やかに実施できるよう準備を進められ、遅くとも平成15年3月28日より実施できるよう、貴管下各血液センターへの周知につき特段の御配慮をお願いする。


対象国:日本国を除くすべての国

対象者:帰国後3週間以内の者


別紙2

医薬血発第0021001号
平成15年2月21日

各都道府県衛生主管部(局)長 殿

厚生労働省医薬局血液対策課長     


輸入感染症対策に係る問診の強化について


 血液事業の推進については、日頃から格別の御高配を賜っているところである。
 今般、別添(写)のとおり日本赤十字社社長宛通知したので、この趣旨を十分御理解の上、関係者への周知方について特段の御配慮をお願いする。
 なお、今回の措置が取られるまでの間も帰国後3週間以内の献血を控えて頂くよう、献血者等に対して十分に情報提供をお願いする。



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