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平成15年1月20日

タイ産オクラに対する輸入検査の強化について


 検疫所におけるモニタリング検査の結果、タイ産オクラ(生鮮)から、残留基準値を超えるクロルピリホスの検出が確認されました。このため、本日からタイ産オクラに対して、食品衛生法第15条第3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。
 なお、残留農薬が検出された食品は、食品衛生法第7条に違反するため、全量について廃棄又は積み戻し等の指示を行ったところです。

<経緯>

(1) 平成15年1月10日 1回目の違反
届出数量及び重量 79カートン、276kg
検出農薬 クロルピリホス 0.2ppm(基準値:0.1ppm)
届出先 成田空港検疫所


(2) 平成15年1月17日 2回目の違反
届出数量及び重量 220カートン、770kg
検出農薬 クロルピリホス 0.24ppm(基準値:0.1ppm)
届出先 成田空港検疫所


<参考>

タイ産オクラ輸入実績
  輸入届出重量
   平成14年1月1日〜平成15年1月16日(速報値)

  届出件数 検査件数 輸入重量
生鮮・冷蔵・冷凍 4637件 1919件 4,010,707 kg
冷凍食品 2件 1件 21,900 kg

オクラについては全輸入量の約8割がタイ産である。(重量比)


食品保健部監視安全課
南 監視安全課長
担当:美上、土井(内線2447)


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