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資料2

少子化時代の企業の在り方を考えるシンポジウム開催要領

趣旨
 少子・高齢化が急速に進む中で、労働者が仕事と家庭を容易に両立させ、生涯を通じて充実した職業生活を送ることができるようにすることが大きな課題となっている。特に、近年の少子化の進展の背景として仕事と子育ての両立の負担感が増大していることが強く指摘されていることから、働きながら子どもを産み育てやすい雇用環境を整備し、仕事と子育ての両立の負担を軽減することが喫緊の課題である。
 また、企業においても、労働者が仕事と家庭を両立させつつ、その能力や経験を十分に発揮して働けるような雇用管理を行うことは、有能な人材の確保・定着及び生産性の向上など、経営戦略上からもますます重要になっている。
 このため、育児休業を取得したい労働者が男女を問わず取得できるような環境づくりの一層の促進に取り組む必要があるが、固定的な性別役割分担意識や職場優先の企業風土から、育児休業の取得や子育てをしながら働き続けることに対して職場の理解が不足しており、特に男性の育児休業取得率が低い状況にある。
 そこで、本年度は、男性の育児休業取得促進をテーマに、少子化時代における我が国の企業の在り方、職場の取組についてシンポジウムを開催し、ファミリー・フレンドリー企業等の先進的な取組の紹介や労使、学識経験者等との意見交換を通じて、広く国民的議論を展開していくこととする。
主催
 厚生労働省、財団法人21世紀職業財団
後援
 少子化への対応を推進する国民会議
日時
 平成14年10月10日(木) 13:30〜16:30
会場
 イイノホール(千代田区内幸町2−1−1飯野ビル7階)
参加者
 企業の人事労務担当者、行政関係者、一般国民等 700名程度
プログラム
(1) ファミリー・フレンドリー企業表彰
(2) 基調講演
 「新しい歌をうたおう〜新しい家庭のありかた〜」
  鈴木 光司 (作家)
(3) パネルディスカッション
「少子化時代の企業の在り方を考える
  −男性も育児休業が取得しやすい職場環境をつくるために−」

コーディネーター
 佐藤 博樹
(東京大学社会科学研究所教授)
パネリスト(五十音順)
 大日向 雅美 (恵泉女学園大学教授)
 川田 浩 (日本電気(株)人事部勤労統括マネージャー)
 高安 厚至 (毎日新聞社政治部記者)
 籔 ゆき子 (松下電器産業(株)ホームユーティリティ事業部商品企画グループ副参事)


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