|
|
平成14年5月に「キャリア・コンサルタントに係る試験のあり方研究会」(座長:木村周拓殖大学客員教授)を設置し、標準的なキャリア・コンサルタントに係る能力評価試験のあり方等について検討を進めてきたところであるが、今般、その報告書がとりまとめられたので公表する。
報告書の概要及びこれを踏まえたキャリア形成促進助成金の助成対象となるキャリア・コンサルタント能力評価試験の指定に関する今後の予定は、以下の通りである。
記
1 研究会設置の背景 現下の厳しい雇用失業情勢の下、求人と求職の効果的なマッチングや個人主導のキャリア形成を進める上で、キャリア・コンサルティングの重要性が増している。こうした中で、これを担うキャリア・コンサルタントの養成が求められており、官民双方において推進策を展開していくこととしている。 キャリア・コンサルタントの養成にあたっては、(1)キャリア・コンサルタントとして習得すべき知識・スキル等の能力要件を明らかにし、(2)それを踏まえ、その能力を適切に評価する仕組みの整備が必要である。
|
報告書の概要は別添1、報告書本体は別添2の通り。 |
今後、厚生労働省では、この報告書に示された内容を参考に、キャリア形成促進助成金(職業能力評価推進給付金)の対象となる職業能力評価試験として、キャリア・コンサルタントに係る試験を指定するための基準(指定基準細目)を策定する予定である。 民間機関が実施する能力評価試験の助成対象指定に係る手続等のスケジュール(予定)は、以下の通りである。
|