検疫所におけるモニタリング検査の結果、タイ産ミズオジギソウから、残留基準値を超えるクロルピリホスの検出が確認されました。このため、7月12日より、タイ産ミズオジギソウに対し、食品衛生法第15条3項に基づく検査命令を実施することとしましたので、お知らせします。
なお、検疫所においては、輸入者に対して、貨物の収穫地、生産者及び農薬の使用状況等について調査するように指導を行ったところです。
経緯
(1) | 6月18日 1回目の違反 | ||
届出数量及び重量 | : | 11カートン、99.00kg | |
検出農薬 | : | クロルピリホス 0.04ppm(基準値:0.01ppm) | |
(2) | 7月12日 2回目の違反 | ||
届出数量及び重量 | : | 2カートン、18.0kg | |
検出農薬 | : | クロルピリホス 0.02ppm(基準値:0.01ppm) |
輸入実績
平成14年1月〜6月 216件 14481.0kg
参考
・ | ミズオジギソウ マメ科の水性植物で、葉や茎を食用とし東南アジア、インド、アフリカで食べられる。ビタミンAが豊富で、歯ごたえがあり、炒め物に用いられる。 |
食品保健部監視安全課 高谷 監視安全課長 担当:道野、美上( 内線2477 )