厚生労働大臣が主宰する年齢にかかわりなく働ける社会に関する有識者会議（座長：宮崎勇大和総合研究所特別顧問）では、昨年４月から、年齢にかかわりなく働ける社会の姿とそのための条件整備の在り方についての検討を進めてきた。検討にあたっては、高齢期に限らず、採用から退職までの我が国の雇用システム全体について取り上げることとし、学識経験者と労使の実務担当者からなる研究会（座長：樋口美雄慶應義塾大学商学部教授）を設けて、各分野にわたる検討を行った。
　今般、これまでの議論を基に中間的なとりまとめがなされたので、公表する。また、中間とりまとめに対する意見を、以下のとおり幅広く募集する。
　今後は、寄せられた意見等を踏まえてさらに議論を行い、年内を目途に最終とりまとめを行うこととしている。