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厚生労働省発表
平成14年5月22日(水)
担当 労働基準局労災補償部補償課
職業病認定対策室
 室長    佐藤 清
 室長補佐 黒 谷 一 郎
電話    5253−1111(内線5569
夜間直通 3502−6750

脳・心臓疾患の労災補償状況等について

 今般、平成13年度の「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(「過労死」等事案)の労災補償状況」及び「精神障害等の労災補償状況」がまとまった。
 脳・心臓疾患の労災補償状況については、昨年12月に、脳・心臓疾患の認定基準(PDF:33KB)が改正された後、初めての統計数値となる。

 脳・心臓疾患の労災補償状況

 (1) 主な状況は、次のとおりである。

(1) 「業務上と認定された件数」は全国で143件であり、前年度に比べ58件の大幅な増加(68%増)となっている。
(2) 業務上と認定された143件のうち、47件(33%)が「長期間の過重業務」により業務上と認定されている。
(3) 請求件数は690件であり、前年度に比べ73件の増加(12%増)となっている。

 (2) 「脳血管疾患及び虚血性心疾患等(「過労死」等事案)の労災補償状況」及び「「過労死」等として認定された事案の分析」については、別添(資料1−1)及び(資料1−2)(PDF:105KB)のとおりである。

 精神障害等の労災補償状況

 (1) 「業務上と認定された件数」は70件であり、前年度に比べて約2倍と、脳・心臓疾患同様、大幅に増加している。

 (2) 「精神障害等の労災補償状況」及び「業務上の精神障害等として認定された事案の分析」については、別添(資料2−1)及び(資料2−2)(PDF:90KB)のとおりである。

 厚生労働省では、今後とも迅速・適正な労災認定に努めていくこととしている。


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