平成14年4月26日
中国産ハチミツについては、EUにおける畜水産物の輸入禁止措置を受け、本年1月29日から検疫所における抗生物質に関するモニタリング検査を強化してきたところですが、4月8日に初回、本日2回目のストレプトマイシンの検出が確認されました。
このため、本日、中国産ハチミツのストレプトマイシンに対し、食品衛生法第15条3項に基づく検査命令を輸入の届出に対して実施することとしましたので、お知らせします。
なお、ストレプトマイシンが検出された2件は、食品衛生法第7条に違反するため、全量について、廃棄又は積み戻し等の指示を行ったところです。
経緯
(1) | 1月29日 モニタリング検査の強化。 |
(2) | 4月8日 1回目の違反 届出数量及び重量:70ドラム、20,300Kg 検出抗生物質:ストレプトマイシン(0.17ppm) |
(3) | 4月26日 2回目の違反 届出数量及び重量:70ドラム、20,300Kg 検出抗生物質:ストレプトマイシン(0.08ppm) |
中国産ハチミツ輸入実績
輸入届出重量
平成13年1月〜12月 | 34,144トン |
平成14年1月〜4月25日現在 | 8,441トン |
ハチミツ輸入総数
平成13年1月〜12月 | 38,414トン |
食品保健部監視安全課 高谷 監視安全課長 担当:道野、美上(内線2477)