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平成14年3月8日

コーデックス委員会バイオテクノロジー応用食品特別部会
第3回会議の概要について

1.日時 平成14年3月4日(月)〜8日(金)
2.場所 パシフィコ横浜会議センター3階大会議室
3.参加国 36ヶ国
4.参加オブザーバー 24団体
5.参加総数 230名
6.主な合意内容 

(1)以下の2文書について、ステップを8に進めることで合意した。

(1) バイオテクノロジー応用食品のリスクアナリシスのための原則案
 リスクアナリシスにおけるトレーサビリティーの取り扱いについては、各国ともこの概念の重要性を認識し、これまで議論されてきたところである。先の執行理事会で、一般原則部会(CCGP)をはじめとする他の部会で議論されるべきとの決定がなされ、この決定を尊重することに同意した上で、当バイオテクノロジー応用食品特別部会では、安全性に問題が生じた場合の製品回収や上市後のモニタリングの目的として、製品の追跡がリスクマネージメントの一つの有用な手法である旨を、トレーサビリティーという言葉を用いずに原則案に取り込むこととした。

(2) 組換えDNA植物由来食品の安全性評価の実施に関するガイドライン案
  (付属文書の「アレルギー誘発性の評価」を含む。)
 2001年1月に開催されたFAO/WHO専門家会合で推奨された判断樹を採用するかどうかの議論がなされたが、具体的な判断樹を採用する代わりに、様々なデータ等に基づき総合的に判断することとされた。

(2)遺伝子組換え微生物を用いて製造された食品の安全性評価の実施に関するガイドライン案については、ステップを5に進めることで合意し、次回会合において、さらなる検討を行うこととされた。

(3)ドイツが座長を務めた作業部会で作成された、遺伝子組換え食品の検証検知法のリストは、11月に開催される分析・サンプリング部会(CCMAS)で検討されることが提案され、了承された。

(4)その他

(1) 第4回会議は、平成15年3月10〜14日に横浜で開催されることが予定されている。

(2)次回の議題案


(照会先)医薬局食品保健部
     今村(2448)
     藤原(2445)
     坂本(2483)


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