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組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査に関する
薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品衛生バイオテクノロジー部会報告について

平成13年12月17日
医薬局食品保健部監視安全課

1 概要

 本日、薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品衛生バイオテクノロジー部会は、組換えDNA技術を応用した食品及び添加物の安全性について、「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査基準」(平成12年5月1日付け 生衛発第825号-1 厚生省生活衛生局長通知別添1。以下「審査基準」という。)に基づき審議した結果、食品1品種及び添加物2品目について、いずれも人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断する旨の部会報告を行った。

2 今回審議された食品及び添加物について

 次の食品(平成13年6月19日付け厚生労働省発食第146号をもって諮問された食品1品種)及び添加物(平成13年2月20日付け厚生労働省発食第21号をもって諮問された添加物1品目及び平成13年4月26日付け厚生労働省発食第103号をもって諮問された添加物1品目)について、審査基準に基づき審議した結果、人の健康を損なうおそれがあると認められないと判断された。

対象品種 とうもろこし(鞘翅目害虫抵抗性トウモロコシMON863系統)
性質 害虫抵抗性
申請者 日本モンサント株式会社
開発者 Monsanto Company(米国)
対象品目 プルラナーゼ(SP962)
性質 生産性向上
申請者 ノボザイムズ ジャパン株式会社
開発者 ノボザイムズA/S(デンマーク)
対象品目 α-アミラーゼ(SP961)
性質 生産性向上
申請者 ノボザイムズ ジャパン株式会社
開発者 ノボザイムズA/S(デンマーク)

3 今後の予定

(1) パブリック・コメントの募集
(2) 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会における審議
(3) 厚生労働大臣への答申
(4) 官報掲載
 なお、平成13年12月21日より、申請資料(一部を除く。)について、社団法人日本食品衛生協会において公開(閲覧)される予定である。


照会先:厚生労働省医薬局食品保健部
    高谷 監視安全課長
担当者:三木、田中、尾添(2447、2454)


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