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厚生労働省発表
平成13年12月10日

第4回安全優良職長決まる

−平成13年度安全優良職長厚生労働大臣顕彰について−

厚生労働省は、優れた技能と経験を有し、担当する現場又は部署において優良な安全成績をあげた職長等152名を安全優良職長として決定し、厚生労働大臣から顕彰することとなった。(別添1「平成13年度安全優良職長厚生労働大臣顕彰者名簿」参照)

※職長とは、班長、作業長等とも呼ばれ、事業場で部下の作業員を直接指揮監督し、作業の安全を確保するとともに、作業の遂行に責任を持つ第一線の監督者をいい、安全のキーマンといわれている。労働安全衛生法第60条に規定されている。

1 労働災害は、関係者の努力により長期的には減少しているが、いまだ55万人にのぼる労働者が被災しており、労働災害をより一層減少させるためには、事業者の努力に加え、労働者の安全意識を高揚させることも不可欠である。

2 この認識のもとに、本制度は、高い安全意識をもって、適切な安全指導を実践してきた優秀な職長等を顕彰することによってこれらの方々の企業内外における評価を高めるとともに、顕彰された職長等がより広く活躍できるよう支援を行うことにより、当該職長等を核とした事業場・地域における安全活動の活性化を図ることを目的としている。

3 第4回の安全優良職長は、別添2の顕彰基準に基づき、顕彰審査委員会による厳格な選考の結果、152名が選ばれた。

4 平成13年度顕彰式典は、平成14年1月10日に執り行われる。(別添3参照)


担当
厚生労働省労働基準局安全衛生部
安全課長 伊藤 正人 
技術審査官 神戸 崇
電話 03-5253-1111(内線5483)
   03-3595-3234(夜間直通)


別添2

安全優良職長厚生労働大臣顕彰の概要

1 目的

 安全優良職長に対する顕彰は、優れた技能と経験を有し、担当する現場又は部署において優良な安全成績をあげた職長、班長等労働者を直接指揮する者(以下「職長等」という。)を顕彰し、高い安全意識を有し、適切な安全活動を実践している高い職長等の企業内外における評価を高めるとともに、顕彰された職長等がより広く活躍できるよう支援を行うことにより、当該職長等がさらに企業内外における安全活動の核として活動することにより、事業場における安全活動の活性化を図り、もって我が国産業の安全水準の向上を図ることを目的とする。

2 顕彰の対象

 本顕彰は、産業の場において作業を直接指揮する職長等を対象とする。

3 顕彰基準

 顕彰は、原則として次に掲げるすべての事項に該当する者について行う。

(1) 職長等としての実務経験が10年以上あること

(2) 職長等として担当した現場又は部署において過去5年以上、休業4日以上の災害が発生していないこと
(3) 職務に必要な資格(免許、技能講習及び特別教育)を有するとともに、能力向上教育等の各種安全衛生教育を十分に受講し、安全管理、作業指揮等の能力が優秀であると認められていること

(4) 安全管理に関する部下の指導教育又は安全管理に関する知識・技能の普及や継承について積極的に活動していること。

4 顕彰の方法

 顕彰は、厚生労働大臣が被顕彰者に顕彰状及び徽章を授与して行う。


別添3

平成13年度安全優良職長厚生労働大臣顕彰式典について

1 日時

 平成14年1月10日(木)
 13時30分から14時20分まで

2 場所

 中央合同庁舎第5号館2階 講堂
 (千代田区霞が関1−2−2)

3 式次第

  開式 13時30分
開式の言葉 厚生労働省労働基準局長
顕彰状及び徽章授与 厚生労働大臣
挨拶 厚生労働大臣
来賓祝辞 顕彰審査委員会委員長
謝辞 被顕彰者代表
閉式 14時20分


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