平成十三年十一月二十一日
厚生労働大臣談話
二 この牛につきましては、BSE感染性のあるとされる特定危険部位である脳、脊髄、眼、回腸遠位部はもちろんのこと、全ての部位について、適切に焼却処分することとなっており、決して市場に出回ることはないよう措置しておりますので、ご安心ください。
三 今回、新たにBSE感染牛が確認されたことは遺憾でありますが、これが食用として出回ることなく発見されたことは、これまでのBSE全頭検査が、食肉等の安全性を確保する観点から有効に機能してきたことを示すものと言えます。
厚生労働省としては、引き続き、農林水産省と連携しつつ、食肉等の安全の確保と、国民の皆様の不安の解消に、万全を期してまいります。
四 なお、本件については、すでに農林水産省にも情報の提供を行っており、今後、感染原因の究明等、適切な措置がとられることとなると考えております。