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平成13年11月16日


献血時の欧州渡航歴に関する問診の強化について


 標記について、本年10月22日の薬事・食品衛生審議会血液事業部会安全技術調査会の提言を受け、下記のとおり本年11月30日採血分より実施することとし、この旨別紙のとおり日本赤十字社及び都道府県に対し通知した。


(今回の措置)
 昭和55年から現在まで英国、アイルランド、イタリアオランダ、スイス、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー及びポルトガルに、通算6か月以上の滞在歴を有する者からの献血受入を行わない。


 注:下線部が今回追加された国。それ以外の国については既に実施済み。


(照会先)
医薬局血液対策課
  西田・林
内線:2905・2908
直通:3595−2395


医薬血発第63号
平成13年11月16日


各都道府県衛生主管部(局)長 殿


厚生労働省医薬局血液対策課長


献血時の欧州渡航歴に関する問診の強化について


 血液事業の推進については、日頃から格別の御高配を賜っているところである。
 今般、標記について別添(写)のとおり日本赤十字社に対し通知したので、この趣旨を十分御理解の上、関係者への周知について特段の御配慮をお願いする。



医薬血発第62号
平成13年11月16日


日本赤十字社事業局血液事業部長 殿

厚生労働省医薬局血液対策課長


献血時の欧州渡航歴に関する問診の強化について


 血液事業の推進については、日頃から格別の御高配を賜っているところである。
 献血時の問診については、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(v-CJD)感染の理論的リスクにかんがみ、新たな安全性に関する情報が得られるまでの当分の間の予防措置として、昭和55年(1980年)以降、英国、アイルランド、スイス、スペイン、ドイツ、フランス及びポルトガルに通算6か月以上の滞在歴を有する者からの献血を見合わせる措置を講じているところである。
 今般、欧州における狂牛病発症頭数の増加等を踏まえ、薬事・食品衛生審議会血液事業部会安全技術調査会において、下記のとおり対象国を追加するよう提言された。
 ついては、この提言を受け、今後献血時の問診に当たり、下記に該当する者からの献血を見合わせるよう対応をお願いするとともに、これまで献血に協力いただいた方々に対し、今回の措置の趣旨について深い理解を得るべく十分配慮されるようお願いする。
 なお、今回の措置については、平成13年11月30日採血分より実施するものとするので、貴管下各血液センターへの周知について特段の御配慮をお願いする。

追加対象国:イタリア、オランダ、ベルギー

対象者:昭和55年(1980年)以降通算6か月以上の滞在歴を有する者



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