平成13年10月16日
福島県警からの検査依頼により厚生労働省国立感染症研究所において検査中の、標記郵便物から漏出した白い粉の検査状況について、情報提供します。
1 炭疽菌の基本的な検査(グラム染色、ギムザ染色及び芽胞染色を行い、顕微鏡で炭疽菌の存在の有無を確認)では、炭疽菌を含め細菌らしきものの存在は確認できなかった。(グラム染色については、本日午前2時20分頃感染症研究所より連絡があり、前回、情報提供済み。)
2 引き続き、炭疽菌の遺伝子解析による検査を実施したところ、第1回目の検査では検査結果が判別できなかった(試薬と検体の組合わせなど検査条件の関係によるもの)ことから、再度検査を行っており、結果は本日夕方頃判明する見込み(本日午前9時頃感染症研究所より連絡。)。
照会先 厚生労働省大臣官房厚生科学課 佐藤 健康危機管理官(内3814) 磯貝 (内3813) 電話(代表)03−5253−1111 (直通)03−3595−2171