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平成13年9月10日

牛海綿状脳症(BSE)を疑う牛の確認について

1 経緯

(1)本日、農林水産省は、8月6日にとさつされた乳牛1頭(ホルスタイン種、雌、5歳)について、(独)動物衛生研究所で検査を行った結果、牛海綿状脳症(BSE)の疑いがある旨、公表した(別添)。

(2)農林水産省では、明日、確定診断のために、「牛海綿状脳症に関する技術検討会」を開催し、国際リファレンス研究所(英国獣医研究所又はスイスベルン大学)での検査が必要であるか否も含めて検討する予定である。

2 厚生労働省の対応

(1)今後、当該牛を飼育した農場で飼育された牛及び同一の動物性飼料により飼育された牛由来の食肉等(乳については、伝達因子とならないとされているため除外する。)に関する流通調査を行い、診断結果が確定するまでの間、念のためこれら食肉等の販売等の中止を指示することとしている。

(2)厚生科学研究特別研究事業「牛海綿状脳症に関する研究(主任研究者:帯広畜産大学 品川森一教授)」の研究班会議を、明日午後開催し、専門家からの意見を得る。


照会先:厚生労働省医薬局
 食品保健部監視安全課
  高谷課長
 担当:道野(内線2473)


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