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厚生労働省発表
平成13年3月9日
担当 職業安定局業務指導課   
TEL 5253-1111(内線5775)
    3502-6774(夜間直通)


平成12年度大学等卒業予定者就職内定状況等調査(平成13年2月1日現在)について


 厚生労働省及び文部科学省では、平成12年度大学等卒業予定者の就職内定状況等を共同で調査し、このほど平成13年2月1日現在の状況を取りまとめた。  その概要等は次のとおりである。 。
(1) 大学の内定率は82.3%で、前年同期を0.7ポイント上回る。男女別にみると、男子は83.9%(前年同期を0.1ポイント上回る)、女子は79.7% (前年同期を2.6ポイント上回る)。
(2) 短期大学の内定率(女子学生のみ)は66.8%で、前年同期を6.0ポイント上回る。
(3) 高等専門学校の内定率(男子学生のみ)は98.5%で、前年同期を0.1ポイント下回る。
(4) 専修学校(専門課程)の内定率は66.9%で、前年同期を9.2ポイント上回る。

【大学等新卒者への就職支援について】
 全体として、内定率の改善は見られるものの、依然として厳しい状況であり、東京六本木の学生職業総合支援センター、全国の学生職業センター・学生職業相談室において、各種就職関連情報の提供(各センター等の利用者端末から求人情報、イベント情報等が閲覧可能)を行うとともに、綿密な職業相談、職業紹介を実施し、就職希望者が一日も早く就職決定に至るよう支援に努める。  

※1 調査対象、調査方法等
 全国の大学、短期大学、高等専門学校、専修学校の中から設置者・地域の別等を考慮して抽出した108校についての調査。調査校の内訳は、国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校、短期大学20校、高等専門学校6校、専修学校20校。
 調査対象人員は、5,860人(大学、短期大学、高等専門学校合わせて5,300人、専修学校560人)。
各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査。なお、内定率とは、就職希望者に占める内定取得者の割合。
※2 調査時期及び発表時期
調査時期発表時期
平成12年10月1日 … 11月10日
12月1日 …  1月16日
平成13年 2月1日 …  3月 9日
4月1日 …  5月上旬(予定)

第1表 大学、短期大学及び高等専門学校の状況

[全体]
区分就職希望率内定率
大学66.9%( 0.5)82.3%( 0.7)
うち国公立
私立
49.0%( 1.2)
75.4%(▲0.5)
85.0%( 1.4)
81.5%( 0.5)
短期大学76.3%(▲0.6)66.8%( 6.0)
高等専門学校54.2%(▲7.5)98.5%(▲0.1)
総計67.6%( 0.3)80.9%( 1.2)
[男子]
区分就職希望率内定率
大学63.3%(▲0.9)83.9%( 0.1)
うち国公立
私立
44.4%( 0.1)
73.0%(▲1.9)
84.8%(▲0.1)
83.6%( 0.1)
高等専門学校54.2%(▲7.5)98.5%(▲0.1)
総計63.0%(▲1.1)84.4%( 0.1)
[女子]
区分就職希望率内定率
大学73.8%( 2.2)79.7%( 2.6)
うち国公立
私立
59.3%( 2.0)
79.7%( 1.8)
85.5%( 4.5)
78.0%( 2.2)
短期大学76.3%(▲0.6)66.8%( 6.0)
総計74.4%( 1.3)76.5%( 4.1)
[文理別内定率]
区分文系理系
大学81.2%( 0.6)87.4%( 1.6)
うち国公立私立82.8%( 0.3)
80.8%( 0.6)
89.3%( 3.5)
85.9%( 0.0)
[地域別内定状況(4年制大学)]
地域内定率地域内定率
北海道・東北地区73.9%(▲6.4)近畿地区82.3%( 1.4)
関東地区87.8%( 0.2)中国・四国地区76.5%( 6.3)
中部地区84.6%( 1.8)九州地区70.8%( 0.2)

第2表 専修学校(専門課程)の状況
区分就職希望率内定率
専修学校90.7%( 2.8)66.9%( 9.2)
うち男子
女子
91.1%( 6.0)
90.3%(▲0.1)
59.5%( 4.3)
73.9%(14.1)

注 (  )内は、前年同期との差である。



(参考)
内定(就職)率の推移(大学)
内定(就職)率の推移(大学 男子・女子)
内定(就職)率の推移(短大 女子)
内定(就職)率の推移(高専 男子)
内定(就職)率の推移(専修学校)
(注)平成11年度から2月1日現在の調査を実施し、3月1日現在の調査は実施していない。
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