コラム集
働く保育士さんたちに仕事の工夫&アイデアを聞きました!ボタンを押すとコラムページへ移動します。
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Column1あそびの情報収集
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Column2仕事着にもあそび心
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Column3コミュニケーション
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Column4計画書づくり
Coming Soon -
Column5「壁面製作」って?
Coming Soon -
Column6心地よい環境づくり
Coming Soon
スペシャルインタビューおしえて!保育の豆知識

保育士を長年続けている先輩保育士さんにインタビュー!「保育で大切にしていることって?」「保育士に向いている人って?」そんな疑問を聞いてみました。
おしえて!どうして保育士になったの?

わたしが保育士になったきっかけは、中学生の時の職場体験で保育園に行ったことでした。
その頃は「保育園」と「幼稚園」の違いも知らないほど…。将来の夢も特に決まっていなかったなかで、保育園での職場体験は「子どものパワーってスゴイ!」と衝撃的で(笑)
今でも覚えているほど、そのときの感動が強かったです。
それから高校へ進学する際にいくつか選択肢があったなかで、保育の専攻がある高校を見つけて。それで、自分が興味を持った分野に進んでみようと思い立ちました。
ただ…実は私、高校生になるまでピアノを弾いたことがなかったんです。
高校2年生になってからバイエルを始めて、授業や自宅でのレッスンで猛特訓。最初は楽譜も読めないほどでしたので…いま音楽が苦手な方でも、大丈夫です!
おしえて!保育で大切にしていること

保育士として働き始めた頃のわたしは、とっても人見知りでした。
でも、保育園で実感したのが「それぞれの先生が得意なことを出し合い、協力して保育を作り上げていく」ということ。
やっぱり人間なので、得意・不得意は必ずあると思うのです。それは子どもはもちろん、大人も同じ。それぞれの個性や感性を尊重し合いながら、先生同士で協力し合う…。
保育園は、チームプレーでそういったことができる素敵な環境だと日々感じています。
おしえて!どんな人が保育士に向いている?

普段から「こんなことをしたら、楽しいんじゃないかな?」「ちょっと気になること、試してみたい!」「今年はこの目標で頑張るぞ!」そんな気質がある方は、保育士の適性が潜在的に備わっているかもしれません。
保育士に必要なのは、もちろん国家資格という専門的な技術という面もありますが、
・探求心
・楽しめる気持ち
・目標に向かって突き進む力
この3つがあれば、きっと仕事を楽しみながら成長できるのではないかと思います。
「保育は正解がない」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 本当にその通りで、子どもの個性・そのときの状況やタイミング・年齢や発達段階によって違うもの。
何年続けていても、子どもの数だけ何通りもの保育のパターンがあると感じます。
それから、毎日の保育では「笑い」がたくさん生まれるんです! 子どもたちがくれる“おもしろエピソード”が、私の笑顔と元気の原動力になっています。
おしえて!子どもと仲良くなる方法

「近すぎず・離れすぎず」まずはこの距離感を大切にしています。
よくイメージされる「みんな、集まれ~!今から〇〇するよ~!」なんてことは、なかなかうまくいかないものです(笑)
まずは自分自身が子どもたちの一員になりきって、子ども目線で黙々と遊んでみる、というのが私なりのテクニック。
新しい遊びを思いついたら、子どもたちの輪の中でそっと新しい遊びを始めてみます。
そうすると「おや?」「あの人なにしてるのかな?」と自然に興味を持った子が覗き込み、だんだんとみんなも集まり始め…みたいな自然な流れで一緒に遊び始めるようなイメージです。
そうはいっても、ドンと構えて全体を客観的に見ながら保育ができるようになったのは、6~7年目くらいの頃から。最初から上手くやろうなんて考えなくて大丈夫。私たち先輩側はそれを温かく見守りたいと思っています。
まずはいろいろな方法を試してみて、自分自身で模索してみることで、「ミライの保育士」さんたちも、それぞれ違った発見があると思うのです。

あさみ先生が、いつもポケットに忍ばせている秘密道具!刃が出ていないので安全な「ペーパーカッター」は画用紙や紙をさっと切ってあげられるように。「ボールペン」「無香料のハンドクリーム」は必ず入っているそうです。