先輩からのメッセージM
職業安定行政 M M 長澤 達士(平成3年度 職業安定行政(U種)採用)
栃木労働局職業安定部長
(所属は平成19年7月現在)
栃木労働局に赴任して2年目です。本省では職業安定局、職業能力開発局、大臣官房等での勤務を経験してきました。
労働局では、限られた人員や予算の中で、いかにして国の施策を地域の実情に即したものとして、効果的・効率的に具体化させていくか、試行錯誤の毎日です。しかし、本省で培った様々な経験が、役に立っていることも実感しています。
わが国では、少子高齢化や雇用の多様化が進むにしたがい、複雑かつ様々な雇用問題が生じています。例えば、若者のフリーターやニート、また、高齢者や障害者の雇用など、どれをとっても先送りの許されない問題ばかりです。
このため、それらの改善に向けて、常に次代を視野に入れ、的確に雇用対策を進めていくことが、なお一層重要となっています。
そのような中で、共に国民一人ひとりの幸福を願い、苦労と喜びを分かち合える仲間を求めています。M 溝口 悦子(平成6年度 職業安定行政(U種)採用)
職業能力開発局能力開発課構造転換対策係長
(所属は平成19年7月現在)
みなさんが就職先を決めるポイントは何でしょうか?私の場合、常に成長できる環境であること、営利追求に終始しないことをポイントに仕事を探し、この行政に就職しました。それから10年以上経ちますが、今でも当時の選択に間違いはなかったと思っています。
職業安定行政では、U種採用職員の業務の幅は大変広く、多岐にわたります。私もこれまで様々な業務を経験してきましたが、その都度、新たな挑戦と勉強の連続でした。同じ組織の中にあっても常に新しい事にチャレンジできたこと、これが、私を大きく成長させてくれたと感じています。その分、壁にぶつかったり、残業が続いたりと大変なこともあります。公務の責任も重大です。しかし、精一杯努力し、上司、同僚に支えられながら仕事をやり遂げたとき、そして微力ながらも国民のみなさんのお役にたてたと感じられたときの「やりがい」は何ものにも替え難いものです。
一方、出産、育児、介護などの制度が完備され、その利用も定着しています。仕事、プライベートともにメリハリをつけ、充実した職業人生が送れる職場です。一緒にがんばってくれる方、お待ちしています!
M 原 英史(平成12年度 職業安定行政(U種)採用)
職業安定局高齢・障害者雇用対策部高齢者雇用対策課雇用促進係長
(所属は平成19年7月現在)
皆さんこんにちは!突然ですが、厚生労働省についてどんなイメージを持っていますか?厚生労働省の仕事は、「ゆりかごから墓場まで」と非常に国民生活に密着しています。
その中で我々、職業安定局の仕事は、仕事を探している方の働く場を確保し、働いてる方の雇用の安定を図ることです。働くことは単に生活の糧を得るだけでなく、仕事を通じて自己実現を果たすという面も大きいと思います。かくいう私も民間企業から27歳で転職をして7年ですが、今の仕事を選んだのも失業中にハローワークで大変お世話になったので、今度は逆の立場で仕事を探されている方のお役に立ちたいという思いからです。
このように職業安定行政の仕事は、直接的に皆さんのお役に立てる非常にやり甲斐がある仕事です。是非、私達と一緒に国民の皆さんのために働きませんか?皆さんと厚生労働省で会える日を楽しみにしております。
M 高崎 美奈子(平成11年度 職業安定行政(U種)採用)
職業安定局雇用開発課建設・港湾対策室港湾労働係
(所属は平成19年7月現在)
みなさん、こんにちは!
私は19年4月から職業安定局 建設・港湾対策室 港湾労働係で働いています。採用以来、ハローワークでの職業相談業務を含め、いくつかの部署を経験しましたが、港湾労働関係の担当をするのは初めてで、新しいことに向き合う毎日です。
港湾労働者とは港湾運送の仕事に従事する方々であり、派遣や日雇で働いている方もいらっしゃいます。また、この業務では港湾特有の用語が多数あり、非常に奥深かったりします。
さて、みなさんは職業を選ぶ時にどんなことを重視しますか?
職業安定局での仕事は、多くの人々の生活に非常に密着しています。例えば、「友人が退職した、新しい仕事を見つけたい」という、身近なシーンにおいても、仕事の成果が現れてくることがあります。困っている人のため、自分の大切な人たちのために「役立ちたい」という気持ちが強い方、そして「何歳になっても好奇心旺盛に働きたい」方には、ぜひおすすめできる仕事です!
職業を決めることは、人生のビックイベントです。私は「10年後の自分はどういうふうに輝いていたいか」をテーマに就職活動をし、今の仕事に決めました。
もし、みなさんがこの仕事を選んだ時には大歓迎します!
M 河村 隆秀(平成16年度 職業安定行政(U種)採用)
職業安定局雇用保険課適用・給付係
(所属は平成19年7月現在)
職業安定行政に興味を持ち、今、このホームページをご覧いただいている皆様に、採用後から現在に至るまでの私の経歴と雑感をご紹介したいと思います。
私は、採用後の最初の2年間、大臣官房統計情報部企画課予算第2係に配属になりました。この係の主な仕事は、厚生労働省が行う様々な統計調査に必要な予算を財務省に対して要求することでした。財務省の担当者に対して、予算の必要性などを説明する機会があり、責任の大きさとともに、非常にやりがいを感じました。
その後、地方研修生として1年間宮城労働局に出向し、ハローワークの窓口で職業相談等を経験しました。本省採用の職員であっても、職業安定行政の最前線であるハローワークの業務を経験することは、とても重要なことです。この経験をこれからの本省での業務の中で、大いに活かしていきたいと思っています。
そして、今年の4月から本省に戻り、雇用保険課適用・給付係に配属になりました。この係での主な仕事は、ハローワークで雇用保険に関する処理を行う際の方法や考え方について指示を出したり、国民の方からの問合わせに対応したりすることです。この係が担当する業務は非常に幅広く、大変な面もありますが、その分、勉強にもなっています。
本省勤務は、残業が深夜に及ぶこともありますが、仕事が辛いと感じたことはありません。その理由は、上司や先輩方が仕事の相談に乗ってくれて、仕事を一人で抱え込むことがないからだと思います。そういった優しくて頼もしい人たちがいっぱいのこの職場で、是非一緒に仕事をしましょう!
M 佐木 江理加(平成18年度 職業安定行政(U種)採用)
職業安定局外国人雇用対策課調整係
(所属は平成19年7月現在)
私は民間企業に3年半勤務した後、今の仕事に転職し、昨年10月から外国人雇用対策課調整係として働いています。「転職してよかったですか?」「本省の仕事は大変ではないですか?」とよく聞かれますが、どんな仕事であれ責任を負うことは自分を成長させるいいチャンスだと思い、日々の仕事に取り組んでいます。
現在の仕事は他課室との連絡調整を行い、課全体の窓口的な役割を果たしています。自分の課が作成した答弁が実際に国会や委員会でやりとりされたり、記者発表したことがニュースや新聞等で報道されるのを目にすると、国家公務員として国の中心で働いていることを実感します。また、本省の仕事は民間会社とは違った厳しさや難しさがありますが、局内のみならず都道府県労働局や他省庁、国際機関等とのやりとりもあり、調整役として微力ながら重要な仕事をしていることを実感します。
職業安定行政は、一人ひとりが明るく生き生き働くことができる社会を目指して、働く人の目線に立った様々な対策を考えています。みなさんも働くことの楽しみを感じながら職業安定行政に携わってみませんか。国家公務員U種(職業安定行政)に戻る