薬系技官からのメッセージ

内閣府食品安全委員会事務局評価第一課長

国民生活をより良くするために
 ~やりがいと苦労、
   その先の充実感~

医薬・生活衛生局 医療機器審査管理課長

平成元年度入省

 行政の仕事をしはじめて30年余りになります。職員はそれぞれの配属場所で、立法府(国会)がつくる法律を適切に執行する役割を担っています。そして、それら法律が時の経過とともに古くなったことに気づいたときは、法律の見直しを立法府に提案することができます。私は、薬系技官になじみの深い医薬品医療機器等法(薬機法)のほか、医療費の患者自己負担率を上げた時の健康保険法の改正、食品用の容器に安全に使える原材料をリスト化した食品衛生法の改正、薬局での処方箋に基づく業務全般が「医療」であることを明確にするために薬局を医療提供施設として法律上位置づけた医療法の改正などに関わることができました。
 法律やそれらに基づいて整備される諸制度は「国民を守る」ためのルールであり、「国民が守る」ルールでもあります。故に、法律や制度は国民生活や民間の経済活動に影響を与え、変化をもたらします。我々は良かれと思っていても、万人から賛同が得られるケースは少なく、批判や反対の声が上がることがあります。そういった局面では「国民生活のため」との思いで粘り強く説明し、何とか分かってもらえるよう努めました。苦労はありますが、信念をもって挑めばその先には充実感が待っています。
 また、手がけた仕事の成果が日常の身近なところに映し出される点が行政の醍醐味です。
 街中の薬局やドラッグストアで買う市販薬(OTC医薬品)について、使用したときのリスクの程度が使用者からみて分かりやすいラベル表示にする法律改正を行いました。制度がはじまって間もなくして、そのラベルが印字された医薬品を店頭で見つけたとき、日常生活で役に立っているなぁという気持ちになりました。
 このパンフレットを見ている人は少なからず行政に興味を持っていると思います。行政の仕事は、自分たちが取り組んだ仕事の成果が社会に反映されるダイナミックな仕事です。そのため、成し遂げるにはその時々の上司の理解と指導力、同僚との絆、そして関係者全員の熱意が必要です。このような人たちとの巡り会いの中で新しい未来が生まれます。何ごとも「先ずはやってみる」。挑戦してみてください。

入省案内パンフレット

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厚生労働省 薬系技官 採用案内

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