薬系技官からのメッセージ

内閣府食品安全委員会事務局評価第一課長

縁の下の力持ち、
私たちが「安全」を守る

内閣府食品安全委員会事務局評価第一課長

平成3年度入省

 薬系技官として働こうと思ったのは、薬学のバックグランドを活かしつつ、何か少しでもいいから、世の中の「安全」に貢献したいと思ったからでした。
 実際、薬系技官として働く中で、いろいろな「安全」に携わることができました。医薬品の安全対策、化学物質や食品の安全、環境省に出向した際には地下水汚染や大気汚染も担当しました。薬学6年制に対応した薬学・薬剤師教育も担当しましたが、これも、薬剤師を通じた「安全」確保のための仕事だったと思います。
 医薬品の安全対策を担当する部署では、毎日、たくさんの副作用報告と向き合い、何がリスク因子か、どうすれば副作用を避けられるのかを考え、いち早く医療現場に安全情報を伝えられるよう、ときには夜を徹して検討することもありました。連夜の作業がつつき、ヘトヘトになってとある医薬品の安全性速報(ブルーレター)を出した後、上司から「みなさんのおかげで救われた患者さんが必ずいる」と言われたことが強く印象に残っています。が、救われた患者さんの多くはそれに気づいていないかもしれません。
 安全を守る仕事は、何も起こらないことが最大の成果なので、実は、あまり感謝されることがありません。逆に、何かが起こったときには、たとえそれが現在の科学的知見で予測が難しいことであったとしても、大きな非難を受けることもあります。でも、それは世の中の期待の裏返しなのだと私は思っています。
 現在は、食品安全委員会で食品残留農薬や添加物などのリスク評価を行う業務を担当しています。食品のリスク評価もまさに日進月歩。常に新しい情報をキャッチアップする必要があり、日々の勉強は欠かせません。
 目覚ましく進歩する科学技術、大きく変化する社会、COVID-19の例を挙げるまでもなく、何が起こるかわかりません。そのような中、少し地味かもしれないけど国民の安全を守る仕事、皆さんも一緒に厚生労働省で働きませんか。

入省案内パンフレット

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厚生労働省 薬系技官 採用案内

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