若手薬系技官に
聞いてみました!
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若手薬系技官
アンケート -
薬系技官の道を選んだ
若手薬系技官に聞いてみました!
就職先として厚生労働省を選んだ理由は?
- 医薬局
医薬安全対策課 係員 - 卒業学部 ー 薬学部(6年制)
元々社会全体に関わる仕事に携わってみたいという漠然とした思いがありつつ、就職活動をしている中、たまたま参加した説明会にて薬系技官という仕事を知りました。薬系技官は、医療現場や企業等で専門的に働くのとは違い、医薬品、医療機器、再生医療等製品といったモノや、販売制度や薬価制度といった制度をはじめとした幅広い業務に携わる仕事で、薬事などの枠組みを新たに作っていくところに魅力を感じました。実際働き始めてからも、担当する分野の幅広さには驚くばかりです。自分の周りで行われる仕事が社会に反映されていくことを通じて、薬事行政に携わっていることを日々実感しています。
他の若手技官にも聞いてみました!
- 薬学部5年生のときにPMDA・厚生労働省の合同見学会に参加し、厚生労働省の雰囲気が素直に好きだなと思ったため。
- 薬学部で学習、研究、実習を経験し、自分がこれまで得た知識や技術を活かして、感じていた社会問題等を解決したいと思ったため。
- 高校のOGの薬系技官の先輩の話を聞いてずっとなりたかった。大学生になって勉強や実習をするうちにもっと行政の仕事に就きたくなった。
- 研究経験を活かして、医薬品の開発支援や医薬品が患者さんの元に届くまでに必要な制度作りに幅広く携わりたいと考えたから。
- 日本企業の創薬力を強化したいと思ったため。また、薬事行政に関して海外との架け橋になるようなスケールの大きい仕事に興味があったため。
- 臨床、研究、産業振興のどの立場においてもイニシアチブを取れる日本で唯一の組織だから。特に薬事行政において薬系技官の果たす役割は大きいと感じたから。
学生時代にやって仕事に活きたことは
ありますか?
- 医薬局
総務課 係員 - 卒業学部 ー 薬学部(6年制)
薬局・病院での実務実習において、実際の医療現場に身を置いた経験は大きな強みになっていると感じます。例えば、地域連携薬局や専門医療機関連携薬局の認定制度について、認定基準のあり方を考えるという業務に携わった際、疑義照会とは?トレーシングレポートとは?
無菌調剤とは?がん患者に対する服薬指導で必要な対応とは?といったことが、字面だけでなく具体的な実感を伴って思い描けたので、制度のあり方を考えるうえで非常に役立ちました。今後のキャリアにおいても現場感覚を大事にする心を忘れず、現場の方にとっても納得感のある、血の通った政策作りがしたいと考えています。
他の若手技官にも聞いてみました!
- 英語など外国語の知識。若手でも国際業務に携わることができ、国際会議に出たり、海外規制当局とやりとりする際は仕事に活きていると感じます。
- 論理立てて物事を考えることは、もちろん科学の世界では当たり前ですが、仕事でもとても大事なことだと思います。
- ExcelやPowerPoint、Wordの扱い、プログラミングの知識
- 大学の研究室での研究報告(発表)等によって、人前で話す度胸や説明力が少しは身についたかなと思います。
- 薬学や理系(サイエンス)の専門知識を学んでいるので、業務に関する資料を見て内容が理解できることも多い。
- 自分なりのストレス発散方法を見つけていたこと。仕事が大変なときでも、推しを尊ぶことで仕事への活力が湧いてきます。
厚生労働省で働いてよかったと
感じることは?
- 消費者庁
食品衛生基準審査課 係員 - 卒業学部 ー 薬学部(6年制)
薬系技官の業務として、1年目から責任のある、影響力の大きい仕事を任されることもあります。上司の助けも借りながら、自分が政策に関われていることはとても嬉しいことです。加えて、そうした業務の中で関わってくるのは、関係する業界団体の方やその道の専門家の方々です。政策を進めるために打ち合わせや意見交換をしていく中で、毎回新たな知見を得ることができるため、自分自身の成長にもつながっています。
また、省内には薬系技官だけはなく出向者の方も多くおり、仕事や仕事以外でも情報交換を気軽に行うことが出来ます。上司にメールやチャットですぐに相談ができる環境が整っていることも魅力です。
また、省内には薬系技官だけはなく出向者の方も多くおり、仕事や仕事以外でも情報交換を気軽に行うことが出来ます。上司にメールやチャットですぐに相談ができる環境が整っていることも魅力です。
他の若手技官にも聞いてみました!
- この職場にいなければ、めったに会えないような人とも仕事で関われる。
- 毎日新しい事柄に触れて飽きることがない。(若干刺激的な時もありますが笑)
- 従事する領域の第一人者と一年目から口角泡を飛ばして議論ができること。
- 様々な団体や立場の人と意見交換できる。全国から多くの情報が早いスピードで集まってくる。
- 課内の業務が新聞等で取り上げられていると、世間で起こっている問題や課題に第一線で取り組んでいることを実感できること。
- 理系のバックグラウンドや大学で学んできた専門性を活かして、様々な切り口から行政に携わることができること。
薬学部以外の職員にとって
薬系技官の業務はどうですか?
- 医薬局
医薬品審査管理課
化学物質安全対策室 係員 - 卒業学部 ー 農学部
確かに薬系技官の多くが薬学部出身であり、業務も薬学に関する知識を求められることが多いのは事実だと思います。だからこそ、周囲の薬系技官が薬学の知識を含め指導してくれるので、知識の習得という小さいながらも日々成長を実感し、モチベーションを保つことができていると感じています。こうした積み重ねにより、いつの間にか主体的に業務に取り組んでいる自分に気付き、喜びを覚えることも少なくありません。科学的に事象を捉え、考える力があれば、知識は後からついてくるもので、むしろ自分の専門性が強みになりますので、薬学部でないことに気後れせず、是非挑戦してみてください。
他の若手技官にも聞いてみました!
- 業務の範囲が薬に留まらないので、出身学部による差は無いと感じる。(ただし薬剤師あるあるとかの話にはついていけない。)
- 薬に関する基礎知識が無くても、業務を行う上で問題はあまり感じない。むしろ新しいことしかないため楽しいと感じる。
- 非薬学部出身の先輩が医薬品の細かい機序などについて説明されていて、勉強が重要だが、努力次第でなんとかなると思った。
- 専門用語などわからないことも多く、大変だと思ったこともある。業務を行う中で調べたり、周りの方に聞いたりして学んでいる。