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職員の一日
【厚生労働省本省】
氏 名:佐藤 郁美
主な経歴:
平成28年4月 | 入省 神戸検疫所 食品監視課 |
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平成31年4月 | 徳島県庁出向 |
令和3年4月 | 九州厚生局健康福祉部食品衛生課 |
現在の業務内容
厚生局では、現地に行って調査を行う「査察・立入」が主な仕事となります。実施先としては、アメリカやEUなどに牛肉等を輸出できる輸出食肉認定施設、アメリカやEUに水産品を輸出できる輸出水産食品取り扱い施設、登録検査機関など様々です。
私がいる九州厚生局で特徴的な仕事といえば、輸出食肉認定施設への査察です。輸出食肉認定施設とは、日本と輸出相手国とが定めた衛生管理基準等をクリアしたと畜場と食肉加工施設のことで、認定施設になるとこれら国々に牛肉を輸出することができます。他にも、豚肉や食鳥肉、食肉製品(ハムやソーセージ等)、卵製品(玉子焼き等)を輸出する施設もあります。これらの施設に対し、厚生局は月1回または年1回の査察を行うこととなっています。査察では、輸出相手国が定めた衛生管理基準を遵守しているか、動物福祉に配慮しているか、残留物質モニタリングや微生物検査は適切に行っているか等を確認しています。
九州は日本有数の畜産エリアであり、輸出食肉認定施設の多くが集中しています。これらの施設に月1回査察に行くため毎月の10日ほどは出張に出てしまう生活で大変さもありますが、適切な衛生管理をした日本の食肉を輸出するための重要な仕事で、責任も大きくやりがいある仕事だなと感じています。
主な一日の流れ(厚生局業務)
主な業務の流れ(査察業務)
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