07/10/01 第1回保健師助産師看護師国家試験制度改善部会議事録 第1回保健師助産師看護師国家試験制度改善部会議事録       日時 平成19年10月1日(月)16:00〜       場所 厚生労働省省議室(9階) ○島田指導官 ただいまから第1回保健師助産師看護師国家試験制度改善部会を開催いた します。委員の皆さま方におかれましては、ご多忙の中ご出席いただきまして、誠にあり がとうございます。それでは看護課長の野村より委員の先生方のご紹介をさせていただき ます。 ○看護課長(野村) 看護課長の野村でございます。先生方におかれましては保健師助産 師看護師国家試験制度改善部会の委員をご快諾いただきまして誠にありがとうございます。 また本日はご多忙の中、当部会にご出席いただきまして本当にありがとうございます。我 が国においては、少子・高齢化がますます進展しておりまして、医療が高度化するととも に国民の医療に対する期待も看護に対する期待も高まってきております。このような中で 社会に求められる保健師、助産師、看護師としてふさわしい能力を問うとともに、国家試 験問題としての信頼性を確保できる保健師助産師看護師国家試験の制度の在り方について ご議論いただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、委員の皆さま方をご紹介いたします。時間が限られておりますので、氏名の みとさせていただきます。荒川眞知子委員、井上智子委員、大場エミ委員、鈴木美恵子委 員、井部俊子委員、榮木実枝委員、永井正規委員、高木廣文委員、春山早苗委員、福井ト シ子委員、堀内成子委員、前川眞一委員、村嶋幸代委員の以上です。どうぞよろしくお願 いいたします。  事務局の紹介をさせていただきます。医事課試験免許室長の天童、医事課試験免許室長 補佐の赤熊、看護研修研究センター所長の丸山、看護課看護職員確保対策官の小野、看護 課看護教育指導官の島田です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○島田指導官 それでは次に本部会の部会長の選任をさせていただきます。医道審議会令 により互選により選任することと規定されておりますので、どなたかご推薦をお願いいた します。 ○春山委員 井上智子委員を推薦いたします。 ○島田指導官 いかがでしょうか。              (異議なし) ○島田指導官 ご異議がないようですので、井上委員に部会長をお願いしたいと思います。 井上委員には部会長席にお移りいただき、以降の進行をよろしくお願いいたします。 ○井上部会長 それでは僭越ながら部会長を努めさせていただきます。何とぞよろしくお 願いいたします。まず初めに医道審議会令により、部会長代理を指名することが規定され ておりますので、代理を堀内委員にお願いいたします。堀内委員どうぞよろしくお願いい たします。  事務局より本部会の運営につきましてご説明をお願いいたします。 ○看護課長 審議会の公開に関してです。平成11年4月に閣議決定された「審議会等の整 理合理化に関する基本計画」において、会議及び議事録を原則、公開することとされてい ます。しかし、国家試験の試験方法等に関する検討を行っていく中で、非公開としている 国家試験の詳細にふれる場合には、会議、会議資料および議事録は非公開とすることがよ ろしいかと思います。このような取り扱いとすることで、委員の皆さま方のご了承をいた だきたいと考えております。 ○井上部会長 ただいまの事務局からの説明につきましてご質問ありますでしょうか。な いようでしたらいまのご説明のように行います。よろしくお願いいたします。  続きまして、事務局より本部会の趣旨についてご説明をお願いします。 ○島田指導官 それでは資料1、本部会の設置の趣旨につきましてご説明をいたします。  医道審議会保健師助産師看護師分科会保健師助産師看護師国家試験制度改善部会につい てご説明いたします。保健師助産師看護師国家試験が保健師、助産師、看護師それぞれの 具有すべき知識及び技能を評価するものであり、これまでも質の高い看護師等の確保を図 るために重要な役割を担ってきたところであります。  一方で、我が国におきましては、少子・高齢社会の進展、医療の高度化とともに国民の 医療に対する期待も高まっており、看護師等に対しても患者の視点に立った看護の提供が ますます求められるようになってまいりました。こうした背景の下、国民のニーズに応え うる看護師等の確保のために、看護師等の国家試験の内容や方法について、その時代や社 会に求められている看護師等としてふさわしい能力を問うことができる国家試験とするべ く、保健師助産師看護師国家試験制度を改善させていく必要があるというところでござい ます。  また、看護基礎教育の内容を充実させることを目的として、看護基礎教育の充実に関す る検討会が開催され、この4月に報告書がまとめられ、その中でカリキュラムの改正案が 報告されたところです。その内容につきましても国家試験に反映させるかどうかといった 検討も必要になってまいりました。このため保健師助産師看護師分科会の下に保健師助産 師看護師国家試験制度改善部会を設置し、現行の保健師助産師看護師国家試験を評価いた すとともに、同国家試験の改善事項について検討を行うということを趣旨として、設置す ることになりました。  スケジュールは来年、20年春に改善部会としての報告書を取りまとめていただき、保健 師助産師看護師分科会に報告をしていただくといったスケジュールを考えております。そ してこの報告書を踏まえまして、平成20年度に国家試験出題基準の改訂を行うことを予定 いたしております。  この改善部会の主な検討事項は、前回平成13年度に制度改善部会が開催されております が、そこで指摘された事項についての検討。それと前回の改善部会報告を踏まえて、いく つかの改善事項を行っており、それらを評価するということ。  また、先ほど申しましたが、国家試験出題基準の改訂が控えておりますので、それに向 けて改善事項をご議論いただくといったことを予定しております。  資料につきまして、次ページ以降は医道審議会令を添付しており、本部会の位置づけな どの規定がございます。後ほどご確認いただければと存じます。以上でございます。 ○井上部会長 いまのご説明に対して何かご質問はございませんか。  国家試験制度を改善するためには問題点や課題を詳細に分析し、改善策を導き出すこと が必要と考えます。そのため当部会にワーキンググループを設置し、作業を進めてまいり たいと考えますがいかがでしょうか。               (異議なし) ○井上部会長 それではご賛同いただけましたようですので、ワーキンググループを設置 し、検討してまいりたいと思います。また本日はこのあと医道審議会保健師助産師看護師 分科会と合同での会議を開催することになっております。従いましてここで一旦休憩をは さみます。事務局より連絡事項はございますか。 ○島田指導官 いま部会長よりお話がございました合同会議につきまして、16時15分か らの開会とさせていただきます。 ○井上部会長 それではこれより若干休憩に入ります。15分からどうぞよろしくお願いい たします。ありがとうございました。               照会先         厚生労働省医政局看護課(島田/初村) 電話03−5253−1111(内線2595)