05/07/29 滅菌消毒専門部会 第5回議事録              第5回滅菌消毒専門部会議事録          日時:平成17年7月29日(金)/15:00〜15:30          場所:厚生労働省専用第15会議室 ○佐藤係長  定刻となりましたので、ただいまから、第5回滅菌消毒専門部会を開催させていただ きます。  皆様方におかれましては、お忙しい中、また、お暑い中をご出席くださいまして、誠 にありがとうございます。  本日の出席状況でございますが、茂木委員からは、所用により欠席との連絡をいただ いております。  また、坂本委員、雪下委員からは、所用により遅れるとの連絡をいただいておりま す。  それでは、御討議に入ります前に、お手元の資料を確認させていただきたいと思いま す。  本日の資料につきましては、議事次第、座席表のほかに、資料といたしまして、「滅 菌消毒業務の委託に関する報告書(案)」と、前回の報告書(素案)から訂正した箇所 がわるよう見え消し版のものを参考として配付させていただいております。  また、今までの会議資料につきましては、お手元に別綴りにしてございますので、御 確認いただければと思います。  資料の不足等がございましたら、お申し出いただきたいと思います。  よろしいでしょうか。  それでは、以降の議事進行につきましては、秋山座長にお願いいたします。 ○秋山座長  皆様方、お暑いところをお集まりいただきまして、ありがとうございます。ただ今、 事務局からお話がありましたように、坂本委員と雪下委員が所用で少し遅れるそうです が、定刻になりましたので、最終回になると思いますが、第5回の滅菌消毒専門部会を 開催したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  前回、第4回の会議でいろいろと貴重な御意見をいただき、素案に対して事務局で修 正を加え、整理していただいております。、先ほど事務局から報告がありましたよう に、資料として報告書(案)を御提示してございます。その第4回を踏まえてとりまと めた報告書(案)について、事務局より御説明いただきたいと思います。 ○藤田室長  それでは、報告書(案)について、事務局から御説明いたします。  前回の会議、そしてその後、各委員の皆様方からいただいた御意見等を踏まえまし て、報告書(素案)に一部修正したものをお手元に資料として配付させていただいてお ります。そちらの見え消し版の方で御説明いたします。  1ページでございますが、タイトルを「(素案)」から「(案)」としております。  また、真ん中のところで、「想定」という言葉を使っておりましたが、現行基準の通 知におきまして、「医療機関以外の滅菌消毒施設において業務を行うことを前提とした 」という言葉を使っておりましたので、同じように「前提」という言葉にさせていただ いております。  2ページでございます。3.委託できる医療機器等の範囲等の4行目のところで、 「(平成10年法律 114号)」としておりましたが、「法律」の次に「第」を、また、 「号」の次に「。」を追記しております。  また、その行から下がって3行目でございますが、前回の会議におきまして、「同法 第29条の規定に基づいて定められた方法による消毒が行われたもの及び感染のおそれが ある医療機器等は、…」の文章の表現につきまして御指摘がございました。そこで、こ この文章の作成につきましては、現行通知の文章を若干省略した部分もございまして、 これを正確に、「消毒」の後に「等を行った上で、又、これら以外の」という言葉を追 記いたしております。次の「が行われたもの及び」は削除いたしました。  また、次の真ん中の部分でございますが、原案の文章を赤の二重線で見え消しにして あります3行の部分でございます。「しかしながら、院内委託においては、受託者が行 う業務内容を医療機関が容易に確認でき、医療機関の中で十分な感染予防策をとってい れば、他に感染する危険性は院外に持ち出すよりも比較的低いと考えられること」とい う部分の、「他に感染する危険性は院外に持ち出すよりも比較的低い」という表現は、 防水性とか密閉性などの運搬容器に入れて、かつ、十分な感染予防策をとっていても、 逆にいえば、院外に持ち出す場合は感染性は高いという意味にもとれるということで、 この「比較的低い」という表現が何をもって判断するかよくわからないという御指摘、 御意見がございました。  ここのところは、前回、経済課長の方からも、院外また院内とも同じ感染予防策をと ったとしていても、搬送中において何らかの事故等が発生した場合に、院内は病院の中 で済むけれども、院外では病院の外だと。そうすると、いろいろな要素が加わって病原 体が広く拡散するのではないかと。そのリスクは極めて大きくなることも考えられると いうことから、病院の中では比較的低いのだという表現をとっていたわけでございま す。  また、原案の文章におきまして、「近年の感染管理・予防の考え方は、患者に使用し た医療機器やリネン類は感染性があるなしにかかわらず、全て感染性があると考えられ て取り扱っている。」という原案の文章表現は、「感染性があるなしにかかわらず」の 前に、例えば「検査などで知られている」とか、何らかの文章表現が必要ではないかと いった御意見がございました。  もう1点は、医療機関が受託者に医療機器等を引き渡す場合に、2番のところで基本 的な考え方が示してありますが、ここで「医療機関が院内委託を導入する場合は、医療 機関自身が責任を持つべきだ」という表現もしているところから、ここの文章のどこか に「医療機関の責任」ということを入れた方がいいのではないかという御意見もござい ました。  また、運搬容器につきましても、防水性、密閉性に加えて、「衝撃に対する強度を持 ったもの」といった表現をどこかで明記した方がいいのではないかという御意見等がご ざいました。  そこで、ここの「しかしながら」以降の文章のまとめ方につきましては、こういった 理由をもって受託者に対して直接委託できることにする。ただし、その取り扱いについ ては十分な注意を払う必要があって、具体的にはこういった体制が必要ではないかとい う書きぶりにしております。  真ん中部分の赤字で6行ほど文章を作成した下線の部分でございます。「しかしなが ら、院内委託においては、受託者が行う業務内容を医療機関が容易に確認できること、 また、医療機関が自ら院内で滅菌消毒を行う場合には、滅菌消毒業務の従事者に医療機 器等を引き渡す前に、消毒等の処理を行う必要がないことなどから、同法29条の規定に 基づいて定められた方法による消毒等又は感染予防のために必要な処理を行ったもので なくとも、委託してよいと考えられる。」という表現に修正しております。  また、3行下の「ただし」からでございますが、「ただし、近年の感染管理・予防の 考え方は、感染性が確認されているか否かにかかわらず、患者に使用した医療機器やリ ネン類は全て感染性があると考え、それらの取扱いについては十分な注意を払うべきで あるとされている。」と修正しております。  そして、次の「このため」からは、「医療機関は」の後に「自らの責任において」を 入れて、「受託者に医療機器等を引き渡す場合には、感染の拡散の防止を図るため、運 搬専用の密閉性、防水性及び耐貫通性の容器による運搬体制及び防護服の着用等の作業 体制を確立することが必要である。」と修正しております。  続きまして、3ページの7行目でございます。受託者が持つべき必要な知識の中に、 例えば「滅菌消毒の意義と効果とか、滅菌の確認の理論とか、感染の予防と主な感染症 」というような言葉が必要になってくるのではないかという御意見をいただいた中で、 「感染予防」という言葉を明記した方がよいとの御意見もございました。  また、「滅菌機器の衛生管理」は「滅菌機器の保守管理」の表現の方がよいという御 意見もございましたので、そのように訂正しております。  その次の「滅菌又は消毒」の表現でございますが、全体的に「滅菌消毒」という言葉 を並べて表記してありますので、そういったことから統一する意味で「又」を削除して おります。  そして、真ん中あたりでございますが、「しかしながら、院内委託においては」から 始まる文章は、受託者において何を選任するのかわかりにくいのではないかという御意 見がございましたので、「受託者において指導及び助言を行う者を」を追記しておりま す。  (2)回収・搬送業務等の実施方法ですが、「ゴム手袋など」の「など」について、 もう少し具体的に表現した方がよいのではないかという御意見がございましたので、具 体的に「マスク及び帽子」という言葉を追記しております。ほかには、ゴーグルやエプ ロン、靴などがこの「など」に含まれてくるものと思っております。  その次の運搬容器の表現は、先ほどの言葉を統一するための修正でございます。  また、「未滅菌」は「使用済み」に修正し、「滅菌済み」は滅菌だけとは限らないと いう御意見がございましたので、新たに「消毒」を追記し、「滅菌消毒済み」としてお ります。  (3)滅菌済みの医療機器等の整理・保管のところでございますが、最後の文章のと ころで、「医療機関の構造・設備に応じた場所の確保」というところを、「保管場所」 の方がいいのではないかということでございましたので、修正しております。  4ページでございます。上段部分の修正は用語の統一でございます。  次に、7.契約書の締結では、前回、「別紙参照」ということで、モデル契約書の案 を添付しておりましたが、ここのところは今回、この報告書がまとめられますと、これ に沿ったモデル契約書を事務局で作成していくことになりますので、この「別紙参照」 は削除させていただきました。  そのほかの修正箇所は、用語を統一するための修正でございます。  以上が修正の箇所の説明でございます。この修正の箇所を反映したものが、資料の 「報告書(案)」でございます。  説明は以上でございます。 ○秋山座長  ありがとうございます。前回の委員の皆様方からいただいた御意見をもとに、事務局 の方で修正していただきました。  その中で、特に2ページの部分についてですが、坂本委員からの御指摘があった部分 でございますけれど、この部分の修正はいかがでございましょうか。これでよろしいで しょうか。 ○坂本委員  はい、結構です。 ○秋山座長  ただいま事務局から説明がございました修正箇所全般を通して、何か御意見はござい ますでしょうか。  特に医療機関側の姿勢ということに関しての記述も明記されているとは思いますが、 村上委員、その辺の記述に関して何か御意見はございますでしょうか。 ○村上委員  大分議論した結果ですので、こういう表現でよろしいかと思っています。 ○秋山座長  ありがとうございます。  医療機関側としては、吉澤委員、いかがでしょうか。 ○吉澤委員  特にございません。 ○秋山座長  ありがとうございます。  それでは、この専門部会として、この報告書を提出したいと思いますが、特に御質問 等はございませんようですので、この報告書の文章全体を書き直すということではな く、本日を含めて第1回から第5回までの専門部会を通して、滅菌消毒業務というもの に対して、今後、こんな問題点等も出てくるのではないだろうかといったことも含め て、皆様の御意見あるいは感想などをお一人ずついただきたいと思います。  岩沢委員から、専門部会を通して何かお気づきになったこと、あるいは今後、行政と してこういう取り組み部分も必要だろうといったことがございましたら、御発言いただ きたいと思います。 ○岩沢委員  といって、何からしゃべり始めていいかわからない点が多いのですけれど、私は、秋 山座長を通じて初めてこういう場に出席したというのが正直なところなので、行政側の 考え方、物の進め方というのが、私自身、現場にいる者としてはすごく勉強になったな というのが、今回の率直な感想です。  今後、この滅菌消毒業務の方の関係で、私自身は病院に所属して基礎の方をやってい る者の立場にいますので、これからは滅菌というよりは、消毒の方の、高度消毒とか、 内視鏡でうまく使っているような、そういう消毒の考え方がこれから行政としてすごく 問題になってくるのではないかなという気はしています。  例えば、今、私自身は盛んに実験しているのですが、消毒といっても、アルコール消 毒をするのでしたら、普通の微生物の方は微生物で、細菌の方はうまく死ぬのですが、 ウイルスの方は効果がちょっと悪くなってくるとか、そういった対象とする微生物によ って消毒の効き方というのは大分変わってきているというのは、現場で一番問題になっ てきていることだと思っています。  そういうことも含めて、滅菌の方はもうある程度進んだ考え方ができていますので、 これからは消毒という業務のあり方が、医療現場をはじめ食品の方も全部含めて、今 後、重要性が増してくるのではないかなと私自身は認識して、それのバックアップ体制 がとれるような実験を今いろいろしている最中です。それがまた、こういった行政側の 意見に生かされるような場があってくれると、私自身の仕事がすごく生きてくるのかな という印象を受けています。  今回、いろいろな方面の先生方が集まったこういう場に私を参加させてくださった秋 山座長にもお礼を申し上げたいと思います。私自身も思うままにいろいろな意見を言い ました。そういったことも含めて、いろいろどうもありがとうございました、というの が正直なところです。 ○秋山座長  ありがとうございます。  坂本委員、感染防止対策ということを院内で専門にされていらっしゃるお立場から、 院内委託の基準を作成したこの専門部会を通しての御意見、あるいは御感想等をお聞か せください。 ○坂本委員  まず、こういう重要なことを決める会議に呼んでいただきましたことを非常に光栄に 思っております。ありがとうございました。  報告書もようやくでき上がりまして、その内容に関しても、感染対策を実践する者と しては、非常におこがましい言い方ですけれども、よいものができたなということを感 じております。  ひとつ残念だったのは、さんざん議論された院外委託の範囲をどうするかということ に関して、今回は私が個人的に思っていた改定が達成されなかったというところは心残 りではあります。今後、もしそういったことが変えられるということであれば、ぜひ見 直して、現場で既に科学的にも、あるいは臨床的にも常識となっている標準予防策の考 え方に基づいた外部委託のあり方ということで、今後、改善がされていく機会があれば いいなとは思っております。  現場にいて、感染症の有無を明らかにしてから何か消毒をするということは余り現実 的に可能なことではないので、その現場の実践というところと科学を組み合わせて、よ り広くこういうサービスが利用できるような法律になっていけばと思っております。 ○秋山座長  ありがとうございます。  続いて、受託する側の代表として委員会に参画いただきました村上委員、事業者とい う視点から御意見や御感想等をお聞かせください。 ○村上委員  まず、受託側としてこの委員会に参加させていただきまして、いろいろな意見をお聞 きし、また、申し上げることができまして、大変うれしく思っております。ありがとう ございました。  今回のこの議論で報告書ができ上がりまして、我々受託する側にも一つの基準という のが明確になったということで、大変喜ばしいと思いますし、また、これから新規にこ ういった業務に入ってこられる方にとっても、基準が明確にされたということは事業の 進行にとってもプラスであろうと。あるいは、滅菌品質の保証にとっても非常にプラス になると考えております。  今後、これをどういう形で行政の方から医療機関や事業者に具体的に周知徹底をして いただけるかということも、今後のポイントになろうかと思いますので、その辺をどう ぞよろしくお願い申し上げたいと思います。 ○秋山座長  ありがとうございます。  では、吉澤委員、医療機関側というお立場からいろいろ御発言いただきました。お気 づきになったことや御感想等をお聞かせください。 ○吉澤委員  私はこういった場に出させていただくのは初めてで、やはり非常に勉強になりまし て、ありがとうございました。  今回のこの作業の主たる目的が院内における委託基準の新設ということで、一方で、 現行の院外委託基準の見直しというのは従という状況だったと思います。それに関して は先ほど坂本委員もおっしゃったように、院外委託の基準に関して今後の問題点とし て、今、必要とされている、院内で一次処理をしてから外へ持ち出すということの必要 性についての規制の緩和が検討されてよろしいのではないかなと考えている次第です。  一方では、もちろんそのことによってリスクが発生しないかどうかということを慎重 に考えなければいけないのですが、他方では、現場での一次処理を減らす、あるいはな くすことによって、医療機関側の労働安全衛生上の労働災害の防止という観点からも十 分検討して、その方向で規制を緩和していくことがよろしいのかなと個人的には思いま した。 ○秋山座長  ありがとうございます。  では、最後になりましたが、雪下委員、この専門部会での検討を通して先生にもいろ いろ貴重な御意見をいただきました。最終回ということで、御感想等をお聞かせくださ い。 ○雪下委員  本日は遅れて大変申し訳ありませんでした。ちょうどこれとも関係あります感染性廃 棄物のプロジェクト委員会の第1回目がきょう開かれまして、それと重なってしまいま したので、ちょっと抜けることができませんでした。申し訳ありませんでした。  感染性廃棄物もそうですが、今、院内安全というか、患者安全というか、そういうも のに力を入れて、日本医師会としても取り組んでいるところでありますので、この専門 部会に出させていただいて大変勉強させていただきました。感染症は担当しておるので すが、こういう危機管理という面では素人でありまして、いろいろ迷惑をおかけした点 が多かったと思いますが、大変勉強させていただいたことを、今後、日本医師会として も、感染症危機管理とか患者安全というものに役立てていきたいと思っております。あ りがとうございました。 ○秋山座長  ありがとうございました。  ただいま、各委員の方から感想を含めて、今後の問題点等をお話しいただきました。 非常に貴重な御意見をいただき、ありがとうございました。ぜひ行政の方に反映できれ ばなと思っております。行政の方でもぜひ御検討いただきたいと思います。  それでは、本報告書の案ができ上がりまして、各委員の御賛同を得られたということ で、この滅菌消毒部会の報告書ということで提出させていただきたいと思いますが、い かがでございましょうか。             委員一同(「異議なし」の声あり) ○秋山座長  ありがとうございます。それでは、報告書がまとまりましたので、厚生労働省の二川 経済課長からご挨拶をいただきたいと思います。 ○二川課長  本日は、滅菌消毒専門部会の報告書をおまとめいただきまして、一言ご挨拶申し上げ ます。  昨年11月の「医療関連サービス基本問題検討会」におきまして、医療施設内における 滅菌消毒業務の委託のあり方、そして現行の滅菌消毒業務の委託基準の見直しを含め、 検討が必要であるという提言がございまして、基本問題検討会の下に、当滅菌消毒専門 部会が設置されたわけでございます。本年1月の第1回会議以降、精力的に議論を重ね ていただきまして、本日は5回目というわけでございます。それぞれ御専門のお立場か ら、医療機関内におきます滅菌消毒業務の委託基準のあり方等に関しまして貴重な報告 書をおとりまとめいただき、誠にありがとうございました。  この間、秋山座長をはじめ各委員の皆様方におかれましては、御多忙にもかかわりま せず、当滅菌消毒専門部会に御出席を賜り、精力的な御議論をいただきましたことに深 く感謝申し上げる次第でございます。  今後、この報告書は、秋山座長から医療関連サービス基本問題検討会に報告をしてい ただきまして、検討会での了承が得られましたら、事務局におきまして、この報告書に 沿いました委託基準づくりを進めてまいりたいと考えている次第でございます。  なお、できるだけ早くその検討会の方の日程を調整したいと思っておりますが、8月 に入るものですから、若干時間があいてしまうかもしれませんけれども、早々に開催で きるように調整をいたしたいと思っております。  それから、今後のこの滅菌消毒専門部会でございますが、ただいま、岩沢委員、坂本 委員、あるいは吉澤委員からも、今後の外部委託の基準のあり方等についても規制を緩 和するべきではないかといった御意見もいただきましたし、内視鏡の消毒といったこと もあるのだという御指摘もいただきました。そういったことも事務局で十分吟味・検討 させていただきまして、新たな課題ということことで、今後、場合によってはこの滅菌 消毒専門部会を新たなテーマを掲げて開催をして、また御議論いただくような機会もあ るかと思います。その際には、ぜひとも御協力のほど、よろしくお願い申し上げます。  皆様方におかれましては、今後とも、医療関連サービスの質をより一層高めていくと いう視点から、一層の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。皆様方のま すますの御活躍を祈念いたしまして、簡単ではございますが、私の挨拶とさせていただ きます。本日は、誠にありがとうございました。 ○秋山座長  ありがとうございました。  皆様の御協力によりまして、本日、報告書をとりまとめることができました。精力的 に議論していただき、5回にわたりそれぞれのお立場から貴重な御意見をいただきまし た。座長として皆様方に感謝申し上げます。ありがとうございました。  この報告書の取り扱いと今後のスケジュール等について、今、課長からもお話があり ましたが、改めて事務局より御説明いただきたいと思います。 ○佐藤係長  今後の取り扱いでございますが、本報告書(案)につきましては、(案)をとりまし て、近日中に、「滅菌消毒専門部会」の報告書といたしまして対外的に公表させていた だきたいと思います。  また、本報告書は、「医療関連サービス基本問題検討会」に報告をいたしまして、検 討会において了承を得ましたら、委員の皆様に御報告をさせていただきたいと考えてお ります。 ○秋山座長  ありがとうございました。  それでは、第5回の滅菌消毒専門部会を閉会とさせていただきます。委員の皆様方に は、貴重な時間を割いていただきまして、立派に報告書をまとめることができました。 ありがとうございました。                                     −了− (照会先) 厚生労働省医政局経済課    医療関連サービス室        佐藤、上野 03−5253−1111 (内線)2538又は2539