資料3 視覚障害者等の読書環境の整備の推進に係る関係者協議会(第14回)資料 ABSCについて 書協 AB委員会 委員、ABSC管理委員会 委員、TTS推進WG  リーダー 小学館 田中敏隆 (2ページ) 自己紹介 ・小学館  雑誌制作→デジタル事業局→マーケティング局→経理担当取締役→監査役 ・DTP推進  漫画原画デジタル化 コミック電子配信 コミック協議会幹事、電書協幹事  ・出版インフラ整備  日本インフラセンター(JPO )出版情報登録センター 管理委員長 ・書協AB委員会  経済産業省 検討会 委員  国会図書館 検討会 委員 (3ページ) 業界として ■日本書籍出版協会(書協) 2020年7月   理事会にてAB委員会設置が承認 2021年1月    第1回AB委員会開催 ■日本出版インフラセンター(JPO) 2021年4月   JPROにてBooksでのAB対応の検討を開始 2021年6月   理事会にてABSC準備会設置が承認 ABSCとして 2021年 9月  第1回ABSC準備会開催 2021年11月  出版社2200社に準備会設立を告知 2021年12月  JPRO出版社向け説明会において ABSC準備会に関する説明も実施 2022年4月  TTS推進WG発足 2022年6月  ABSC準備会レポート創刊 2023年2月  BooksがJIS X-8341-3「A」に準拠 2023年4月  ABSCが正式に発足 (4ページ) ABSC 最初の取組 ABSCレポート発行・HP開設 ABSCレポート発行 出版業界内に対する理解促進 冊子体とWebで展開  ※ 電子書籍(EPUB・PDF)/マルチメディアDAISY/点字データにも対応 2022年7月 「ABSC準備会レポート」として創刊 2023年3年 第2号発行 2023年8月 第3号発行 「ABSCレポート」に名称変更 2024年4月 ABSC専用サイト開設 2025年7月 第4号発行 (注)右下にABSCのホームページの画像:すべての人に、やさしい読書環境を と記載されている。 (5ページ) JPO Books 本の総合カタログBOOKS出版書誌データベースのホームページの画像が表示されている。 中央には国内最大級の出版情報データベース、書籍・雑誌・電子版・オーディオブックなど数多くの出版情報を検索できます。と記載されており、タイトルや著者名で検索する欄がある。 画像下部には、さらに条件を追加すると記載があり、キーワード(内容、目次、ISBNコードなどから検索)や出版社名で検索する項目も表示されている。 (6ページ) JPOデータを活用しつつ 2023年3月 Booksのアクセシブル化 書誌情報に電子書籍を追加 オーディオブックを掲載 → 書籍と電子書籍・オーディオブックの繋ぎ込み → 電子書籍のTTS対応表示 2024年3月 国会図書館の『みなサーチ』連携 サピエ図書館との連携  2025年3月 『アクセシブルブック』を探す機能の追加 (7ページ) JPO Books 本の総合カタログBOOKS出版書誌データベースのホームページの画像が表示されている。 アクセシブルックを探すと記載があり、フリーワードで検索できるようになっている。 アクセシブル機能で絞り込む項目がフリーワード検索の下にあり、大活字版、視覚障害等資料、読み上げ可能電子版、オーディオブックを選択できるようになっている。 (8ページ) ABSCの現状 出版者への広報窓口   →実証実験   →JPOを通じて出版者とのコンタクト JPROとの連携で出版インフラのアクセシブル化   →アクセシブルな電子書籍の拡充   →アクセシブルな電子書籍を探す  TTSWGの下に『アクセシブルなEPUB制作ガイドPT』を設置   →METI検討会のWGに積極的に関与 これらのことに寄与しています