(1ページ目) 公益社団法人日本劇団協議会 プロジェクトの趣旨・目的 演劇によるコミュニケーションワークショップを通してつながりを持ち、生きづらさを感じることのない「共生社会の実現」を目指す。 地域の劇場やNPO・福祉施設・大学などと連携し、多様な「社会包摂型プログラム」を展開。自己肯定感を獲得できるよう支援する。 やってみようプロジェクト 平成28年度 芸術団体における社会包摂活動の調査研究(5団体/SROIにて社会的インパクト調査) 平成29年度 演劇による社会包摂プロジェクト(高齢者、自立支援施設など4WS/SROI調査研究) 平成30年度 〜 令和4年度 やってみようプロジェクト(特別支援学校、高齢者、児童養護施設、在日外国人、自立支援施設、看護大学など/SROI、質的評価MSC調査研究) (2ページ目) コミュニケーションワークショップ がん患者ケアの看護師 地域:愛媛県東温市 対象:がん患者に向き合う看護師 「医療コミュニケーション」10回 協働団体:坊っちゃん劇場、四国がんセンター がん患者を看取る看護師のかかえる課題解決、患者の気持ちの受け止め方、向き合い方につ いてシミュレーション演劇を用いたプログラ ム。 在宅医療児とその家族 地域:沖縄県名護市 対象:看護学生、支援員、地域住民 「医療的ケアを要する在宅医療児とその家族の共助のあり方について考えるWS」 3回 協働団体:TEAM SPOT JUMBLE、名桜大学、名護療育医療センター 台風襲来の多い沖縄県において、避難施設では医療ケア児・家族はさまざまな困難があることから、ワークショップを通して看護学生とともに具体的な課題を抽出し、トラブルの現状を地域住民などとともに共有。問題の緩和解決を目指す。 障害児童コミュケーションWS 地域:沖縄県、秋田県、愛媛県、東京都 対象:特別支援学校、デイサービス施設 「コミュニケションWS」 協働団体:坊っちゃん劇場、わらび座、TEAM SPOT JUMBLE、朋友、支援学校、支援クラス、児童養護 ヘルスリテラシーWS 地域:沖縄県名護市 対象:看護学生、知的障害者 「ヘルスリテラシーWS」8回 協働団体:TEAM SPOT JUMBLE、名桜大学、障害者支援施設 知的障害を持つ方々に、なぜ消毒やマスクが必要なのかわかりやすく楽しみながら理解できるよう、看護学生と講師が作品を制作し、支援施設に届けるプログラム。 (3ページ目) コミュニケーションワークショップ 在日外国人対象WS 地域:兵庫県小野市、加東市 対象:小野市在住の外国人、家族、地域の日本人 「にほんごであそぼう」6回 協働団体:兵庫県立ピッコロ劇団、小野市国際交流協会 うるおい交流館エクラ、加東市、加東市国際交流協会 日本の生活になかなかなじめない外国人、外 国人と交流のない地域住民が参加することで、相互理解がすすみ、地域社会への参加につな げていくWS. 青少年自立支援施設 地域:埼玉県さいたま市・浦和市 対象:自立支援ルームを利用している青少年 「演劇プログラム」19回 協働団体:青年劇場、さいたまユースサポート彩の国さいたま芸術劇場 虐待、貧困、いじめなどさまざま要因で自立困難な状況の若者が演劇体験を通して相互理解を深め、自己肯定感を獲得できるようにするプログラム。 子ども(小学生) 地域:東京都杉並区 対象:施設利用の小学生 「からだであそぼう」8回 協働団体:朋友、児童養護施設杉並学園西荻北児童館 児童養護施設に居住する子ども、学童保育の小学生を対象に、自由に表現することの楽しさを体感し、他者理解。コミュニケーション力の向上を目指すWS。 認知症高齢者 地域:東京都東村山市 対象:高齢者施設入居、通所の高齢者地域みまもりボランティア 「からだであそぼう」18回 協働団体:朋友、高齢者施設はるびの郷、白十字秋津の里、あおば町・秋津町安心ネット 住居型通所型介護施設利用の認知症高齢者と、地域ボランティアスタッフを対象に、身体・ 精神的な刺激を通したプログラムでQOL向上 を目指す。