概要情報
| 事件名 |
北九州市（病院局） |
| 事件番号 |
福岡県労委平成17年（不）第6号 |
| 申立人 |
自治労連北九州市病院局パート・嘱託職員労働組合 |
| 被申立人 |
北九州市 |
| 命令年月日 |
平成18年6月30日 |
| 命令区分 |
全部救済 |
| 重要度 |
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| 事件概要 |
市が、①嘱託職員である組合員Ｘ2を再委嘱しなかったこと、②Ｘ2の委嘱に関して組合が申し入れた団体交渉に応じなかったことが不当労働行為であるとして争われた事件である。
福岡県労委は、市に対し、①組合員Ｘ2の原職復帰及びバックペイ、②①及び団体交渉に応じなかったことに関しての文書手交を命じた。 |
| 命令主文 |
1.被申立人は、申立人組合員Ｘ2を平成17年4月1日から1年間、病院局の嘱託職員として再委嘱したものとして扱い、同人がその期間就労していたならば得られたであろう賃金相当額である2,779,932円を支払わなければならない。
2.被申立人は、本命令書写しの交付の日から2週間以内に、次の文書を申立人に交付しなければならない。
平成18年7月 日
自治労連北九州市病院局
パート・嘱託職員労働組合
執行委員長 Ｘ1 殿
北九州市
病院事業管理者
病院局長 Ｙ1
北九州市（病院局）が行った下記の行為は、福岡県労働委員会によって、不当労働行為と認定されました。
今後、このようなことを行わないよう留意します。
記
1 申立人組合員Ｘ2に対して、平成17年度において、北九州市病院局の嘱託職員として再委嘱しなかったこと。
2 申立人組合が平成17年3月18日付けで申し入れた申立人組合員Ｘ2の再委嘱問題に関する団体交渉に応じなかったこと。 |
| 掲載文献 |
不当労働行為事件命令集135集300頁 |
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