概要情報
| 事件名 |
富山第一高等学校 |
| 事件番号 |
富山地労委 昭和61年(不)第2号
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| 申立人 |
全国一般労働組合富山地方本部 |
| 被申立人 |
学校法人 富山第一高等学校 |
| 命令年月日 |
平成 2年 1月11日 |
| 命令区分 |
棄却(命令主文が棄却のみ又は棄却と却下) |
| 重要度 |
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| 事件概要 |
学校が、組合との間の和解協定書に規定されたチェック・オフ条項があるにもかかわらず、申立人に対するチェック・オフを拒否したこと、組合のチェック・オフの申入れを拒否しながら新しく結成された教員組合とはチェック・オフを行っていること、及び団体交渉においてチェック・オフを拒否するとの不誠実な対応に終始したことが争われた事件で、組合間の差別的取扱いがなされているとはいえない等として申立てを棄却した。 |
| 命令主文 |
本件申立てを棄却する。 |
| 判定の要旨 |
2249 その他使用者の態度
団交において、組合からのチェック・オフを拒否したことが不誠実な対応とはいえないとされた例。
2800 各種便宜供与の廃止・拒否
2901 組合無視
学校が、組合から脱退して結成した別組合にはチェック・オフを行いながら、組合のチェック・オフ要求を拒否したことが支配介入には当たらないとされた例。
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| 業種・規模 |
教育(自動車教習所を含む) |
| 掲載文献 |
不当労働行為事件命令集89集726頁 |
| 評釈等情報 |
 
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