概要情報
事件名 |
日本ケミファ |
事件番号 |
中労委 昭和63年(不再)第26号
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再審査申立人 |
日本ケミファ 株式会社 |
再審査被申立人 |
総評・全国一般労働組合東京地方本部 |
再審査被申立人 |
総評全国一般日本ケミファ労働組合 |
命令年月日 |
平成 1年 3月 1日 |
命令区分 |
再審査棄却(初審命令をそのまま維持) |
重要度 |
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事件概要 |
会社が、組合員14名に対し無許可ビラ配布を理由に、それぞれ1回ないし31回の戒告処分を行ったことが争われた事件で、各戒告処分の撤回、ポスト・ノーティス及び労委に対する文書による履行報告を命じた初審命令を支持し、再審査申立てを棄却した。 |
命令主文 |
本件再審査申立てを棄却する。 |
判定の要旨 |
1400 制裁処分
3010 労組法7条1号(不利益取扱い、黄犬契約)と競合
組合が行ったビラ配布を理由に組合員を反覆して戒告処分に付したことが組合組織を弱体化するために行った不当労働行為であるとした初審判断は相当であるとされた例。
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業種・規模 |
化学工業 |
掲載文献 |
不当労働行為事件命令集85集973頁 |
評釈等情報 |
中央労働時報 平成 1年 4月10日 793号 12頁 
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